名車復活! ランドローバー先代「ディフェンダー」ベースの競技車を限定生産
英ランドローバーは2021年2月10日、先代「ディフェンダー」をベースにした「ディフェンダー ワークスV8トロフィー」を25台限定で生産すると発表した。
2021年に英国で開催の「ランドローバートロフィー」向け競技車両
英ランドローバーは2021年2月10日、先代「ディフェンダー」をベースにした「ディフェンダー ワークスV8トロフィー」を25台限定で生産すると発表した。

2021年後半に開催されるアドベンチャーイベント、ディフェンダートロフィーに参加するためのモデルで、2012-2016年モデルのディフェンダーワークスV8仕様をベースに、ランドローバー クラシックが開発を担当した。
ランドローバー クラシックとは、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・オペレーションの部門で、ランドローバーの旧車ユーザー向けに車両やサービス、パーツ、エクスペリエンスなどの提供をおこなっている。
ディフェンダーワークスV8トロフィーは、405ps・515Nmを発生するV型8気筒自然吸気エンジンを搭載、ZF製8速ATやアップグレードされたブレーキ、ハンドリングキットを搭載している。
90および110のボディを選択可能。独特なイーストナーイエロー塗装、ナルビッグブラックのディテール、ボデイカラーと同色のヘビーデューティースチールホイールで仕上げられる。
またフロントウインチ、マルチポイントエクスペディションケージ、ルーフラック、アンダーボディプロテクション、Aバー、レイズドエアインテーク、スポットライト、マッドトレインタイヤなどのオールテレイン装備を追加している。
インテリアには、イエローステッチのレカロスポーツシートを含むフルブラックのウィンザーレザートリム、エリオット・ブラウンのランドローバー・トロフィー・クロックフェイスを採用している。
ディフェンダーワークスV8トロフィーの購入者は、ランドローバーのテストと開発の拠点である英国・イーストノア城でおこなわれるマンツーマンでのテストに招待され、オールテレーントレーニングなど3日間のプログラムが開催される。
レーシングドライバー兼スタントドライバーで、ランドローバーアンバサダーでもあるジェシカ・ホーキンス氏、1989年のキャメルトロフィーの優勝者であるボブ・アイブス氏などが、彼らの知識と経験を共有するために、ランドローバートロフィーにアドバイザーとして参加する予定だ。
英国での車両価格は、90の場合19万5000ポンド(日本円で約2820万円)からとなっている。
Writer: VAGUE編集部
「モノ・コト・ヒト」を通して“オフタイムを充実させる”ライフスタイルメディア【VAGUE(ヴァーグ)】
ITをはじめ世の移り変わりが激しい昨今、社会はものすごいスピードで変化しています。それは寄せては返す波のように、人々のライフスタイルにも影響を与え、多様を極める現代を形づくっています。そこでフランス語で“波”を意味する「VAGUE」は、本物志向のプロダクトや、より良い生活を送るためのコト、自分らしく生きるヒト、を取り上げることで、常に変化していくライフスタイルを充実させる情報をお届けします。

































