アルファ ロメオからバレンタインプレゼント! イタリアの情熱が詰まった電子書籍『パッシオーネ』とは?
アルファ ロメオからバレンタインプレゼント。アルファ ロメオのDNAを感じることができる電子書籍『パッシオーネ』のコンテンツを紹介。
パッションといえばアモーレ!
アルファ ロメオは2021年2月12日に、バレンタインデーに先立ち、111年の長きにわたってイタリアン・デザインの象徴として自動車業界に大きな影響を与えてきたアルファ ロメオのデザインに対する情熱や栄光の歴史をまとめた電子書籍『Passione(パッシオーネ;情熱)』をウェブ公開した。
イタリア、トリノにあるチェントロ・スティーレ・アルファ ロメオ(デザインセンター)の監修のもと制作された「Passione」は、世界の自動車デザインに大きな影響を与えてきたアルファ ロメオ・ブランドの比類のない歴史や重要性を描き出す内容で、チェントロ・スティーレが描いてきた数多くのレンダリングやデザイン・スケッチが収録されている。
電子書籍『Passione』の内容は次の10章から構成されている。
・Centro stile(アルファ ロメオ デザインセンター):「レパルト カロッツェリア」(ボディワーク部門)として1930年代に創設されたチェントロスティーレの歴史について解説。
・Italian Roots(イタリアン ルーツ):ローマ建築、ルネサンス絵画、現代美術など、アルファ ロメオのデザインは、イタリアの歴史や文化に深く根付いており、今日に至るまでブランドのデザインに影響を与えてきたことを解説。
・Heritage(ヘリテージ):現代の「4Cスパイダー」や「トナーレ」クロスオーバー・コンセプトのデザインは、「33ストラダーレ」や「ジュリアGT」といった伝説的な名車からインスピレーションを得ていることを例に、アルファ ロメオは、その栄光の歴史を現代、そして未来へと受け継いでいることを解説。
・Purity(純粋であること):卓越したイタリアン・デザインは、純粋かつ実直、一切の不要な装飾や華美を排したものであり、デザイン上の「純粋さ」は、時代を超越したイタリアン・デザインの本質であることを言及。
・Disruption(創造的破壊):「エアロダイナミカ」や「カラボ」などを例に、アルファ ロメオの歴史を通して、アルファ ロメオのデザインは新たなトレンドを生み出し、常識を打ち破り、その先駆的なデザインで世界に衝撃を与えてきたことを解説。「ジュリアTZ」から受け継がれるコーダトロンカのデザインエッセンスは、SUVである「ステルヴィオ」にも受け継がれている。
・Red(アルファ レッド):イタリア、そしてアルファ ロメオを体現する色である「レッド」。赤はイタリア文化の象徴であり、アルファ ロメオを象徴するモデルのトレードマークとなっていることを、モータースポーツの歴史と共に解説。
・Beauty is Everywhere(美しさは何処までも):「8C」をはじめとするエキゾチックなモデルから、コンパクトなハッチバック、セダンやクロスオーバー・モデルに至るまで、アルファ ロメオのクルマは、時代を超越した美を体現していることを解説。
・Beauty and the Beast(美女と野獣):アルファ ロメオのデザインは、パワーとパフォーマンスの両面を表現していることを、モータースポーツだけでなく音楽や建築を例にとって解説。エレガンスと強さのコラボレーション、美しいスタイルとスピードの融合、それらはまさしく官能のアルファ ロメオである。
・Design Melting Pot(デザインの坩堝):イタリアのカーメーカーは、その歴史を通じて、最低でも1社か2社のコーチビルダーとパートナーを組んで今日に至っている。アルファ ロメオはベルトーネ、ピニンファリーナ、ザガート等々さまざまなコーチビルダーと手を組み、多彩なアイコン・デザインを生み出してきた歴史を紹介している。
・Exploration(探求の道):第二次世界大戦後に登場した「6C2500」の豪華仕様モデルから採用された「トリロボ」または「トレフォイル フェイス」と呼ばれるフロントマスクから受け継がれる楯型グリルが、PHEVクロスオーバーであるトナーレにも受け継がれていることを解説し、さらにアルファ ロメオによる未来のモビリティの姿が示唆されている。
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2020年、創業110周年を迎えたアルファ ロメオは、さまざまなイベントを予定していたが、コロナ禍の影響により、イベント自体をキャンセルまたは縮小せざるを得なかった。そのため、日本の数多くのアルフィスタも消化不良だったに違いない。
そうしたアルフィスタに向けて、アルファ ロメオからのバレンタインプレゼントが、今回の電子書籍『Passione』なのである。
この『Passione』公開に先立ち、プレス向けに開催された公開オンラインセッションで、エクステリア担当チーフデザイナーであるアレッサンドロ・マッコリーニ氏は、「パッシオーネ(情熱)といえば『Amore(アモーレ/愛)』、アモーレといえば『バレンタインデー』ということで、このタイミングでファンの皆さまに電子書籍のプレゼントお贈りすることにしました」とコメント。さすがアルファ ロメオ、洒落の効いたプレゼントだ。
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