2021年のVWは新型車ラッシュ! 新型「ゴルフ」以外に上陸するモデルとは
フラッグシップワゴン「アルテオン・シューティングブレーク」も年内に上陸
●新型「パサート」「パサートヴァリアント」:2021年前半
ヨーロッパでは2019年6月に登場した改良新型パサートが、2021年の前半に日本に上陸の予定だ。
フロントグリルやフロントバンパーが新しくなり、さらに最新のLEDヘッドライトを搭載。またオプションで「IQライト」と呼ばれるLEDマトリクスヘッドライトを用意、より上質なエクステリアとなっているのが特徴だ。
インテリアでは第3世代のデジタルコックピットに進化しているのが特徴。また新開発の常時コネクテッドによる新世代インフォテイメントシステムを搭載、さらなる利便性の強化を図っている。
●新型「ティグアン」:2021年前半
欧州で2020年7月に登場したミドルサイズSUV、改良新型「ティグアン」も2021年前半に日本に上陸する予定だ。
エクステリアで変更されたのは、フロントまわりのデザイン。ボンネットはよりシンプルなラインを描き、LEDヘッドライトを備えた幅広のラジエーターグリルに変更、デザインが新しくなったVWバッジは中央に配置された。さらにバンパーデザインも一新されている。
インテリアでは、第3世代となるモジュラーインフォテインメントマトリクス(MIB3)を搭載。常時オンライン接続が可能になっている。Apple CarPlayのワイヤレス機能にも対応している。
またタッチコントロールを備えた新たなステアリングホイールを採用。タッチスライド式のエアコン調整なども採用している。
●新型「アルテオン」「アルテオン・シューティングブレーク」:2021年後半
欧州では2020年6月に登場したVWのフラッグシップ5ドアクーペ、改良新型「アルテオン」。同時に登場したニューモデル「アルテオン・シューティングブレーク」とともに、2021年内に日本にやってくる予定だ。
アルテオンは2017年に登場したVWのフラッグシップ・グランツーリスモで、はじめて大幅なマイナーチェンジがおこなわれる。
従来、ファストバックの5ドアクーペスタイルのみだったが、スタイリッシュな5ドアツーリングワゴンのアルテオン・シューティングブレークを追加、日本では同時に登場すると予想される。
アルテオンとアルテオン・シューティングブレークのフロントデザインは同じだが、Bピラーから後ろはまったく異なるエクステリアデザインとなる。アルテオン・シューティングブレークの荷室容量は565リッター、後席をたたむと最大1632リッターを実現。ファストバックのアルテオンの通常時荷室容量は563リッター、最大1557リッターだ。
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今回、おおよその日本導入時期が明らかにされたが、生産地における新型コロナウイルスの感染拡大状況や、現在の世界的な半導体不足の影響で、今後スケジュールが遅れる可能性もあるという。
フルEV、「ID.3」の日本上陸は、2021年にはおこなわれない。2022年に導入され、2023年にはID.シリーズを本格導入するという。これが日本における「次世代モビリティシフト」というVWの戦略だ。
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