VW新型「ゴルフ」日本上陸でどう変わる? 2021年以降VWの復権はあるのか
新型ゴルフは2021年夏登場 間違いなく起爆剤になる
だが、ようやく状況が動いた。2021年2月9日、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は新型ゴルフの先行受注を開始したのだ。
第8世代となる新型ゴルフは、「デジタル化」「電動化」「運転支援システム」の側面を大きく進化させたというのが特徴だ。
10.25インチのデジタルメーター「Digital Cockpit Pro」を標準装備とし、フォルクスワーゲン初の48Vシステムのマイルドハイブリッドシステムを採用。また、ドライバーが運転中に意識を失うなどの緊急時に安全にクルマを停止させる緊急時停車支援システム「Emergency Assist」を採用するなど、運転支援システムも最先端のものとなっている。
ボディサイズは全長4235mm(現行モデル比プラス30mm)×全幅1790mm(同マイナス10mm)×全高1475mm(同マイナス5mm)。荷室容量は380リッターと、現行モデルと同等だ。
日本に導入されるのは、排気量1リッター直列3気筒ターボのエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「eTSI Active」と、1.5リッター直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッドの「eTSI Style」「eTSI R-Line」の3グレード。
1リッターeTSIは最高出力110ps・最大トルク200Nmを発生。現行モデルの1.2TSIは105ps・175Nmなので、比較するとプラス5ps・25Nmとなる。1.5リッターeTSIは150ps・250Nmを発生。現行モデルの1.4リッターTSIは140ps・250Nmなので、同様に比較するとプラス10psとなる(最大トルクは同じ)。
ボディカラーは新色のライムイエローメタリックを含む全8色になる。
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ただし、具体的な発売日はまだ明かされていない。しかし、それでも2月に新規受注を開始したということは、2021年の真ん中くらいの発売が期待できるのではないだろうか。
そうとなれば、ゴルフという人気モデルの投入により、日本でのフォルクスワーゲンの販売数も確実に上向きになることだろう。2020年が悪かったぶん、2021年の今年、そして来年2022年の成績は良くなることは間違いない。
新型ゴルフの登場に期待しよう。
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