雪道走行中に「胸キュン!」 除雪車は「追い越さないで!」その理由とは

2021年1月19日にSNS上で投稿された1枚の写真が、「除雪車に書かれたメッセージに心温まる」として話題となっています。雪道走行中に除雪車と遭遇した際の驚きの光景とはどのようなものなのでしょうか。

「そんな謝らなくて良いよ!」 除雪車が「遅い」を雪文字でお詫び…その真相は?

 2021年1月19日にSNS上で投稿された1枚の写真が心温まる光景として話題となっています。

まさかの雪文字で「ゴメン!」。 心温まるメッセージの意味とは?(画像:村上悠也(@u8murakami))
まさかの雪文字で「ゴメン!」。 心温まるメッセージの意味とは?(画像:村上悠也(@u8murakami))

 それは、村上悠也(@u8murakami)さんが「許せる」というツイートと共に、投稿された除雪車両の後ろに積もった雪を利用して書いた文字で「おそいよ」「ゴメン」という特殊車両だからこそスピードが出せないことに対しての注意喚起を後続車に知らせてくれるものです。

 この投稿で、「これは許せる」「ほっこりした」といった声が多く寄せられ、21.2万件のいいねと3.5万件のリツイートがされており、現在も拡散され続けています。

 投稿者が住む青森県では、2021年1月19日当日は強い冬型の気圧配置となっており、各地で風雪が強まり、青森地方気象台は一時下北に大雪警報、西北五に波浪警報が出されていました。

 また、吹雪による影響で県内各地の道路で渋滞が発生し、交通機関も乱れが発生する事態が相次いでいました。

 そんななか、投稿された除雪車両は、当時の積雪量から発生する渋滞の苛立ちすらも緩和するような1枚といえるでしょう。

 そもそも除雪車両は、道路の除雪を主な仕事として利用される特殊車両のひとつで、降雪量が多い地域などでよく目にする「除雪トラック」に加え、「除雪グレーダ」と呼ばれる除雪専用車両があります。

 除雪トラックは、トラックの最前方に刀の付いた装置(プラウ)を装着しており、道路上の雪を端に寄せることで除雪し、後続車が安全に走行できるようにする車両です。

 除雪グレーダは、運転席下にあるブレードを利用して雪を削り取り、道路の端に寄せることができる車両で、積雪量が多く凸凹になった路面を整地する事を目的として利用されています。

 この車両は、除雪をするための車両として作られていることから、通常のクルマと比べてスピードを出すことができません。

 平均的なスピードは30km/hから40km/hとなっており、必然的に渋滞となってしまうケースがあります。

 しかし、除雪車両がいるからこそ、安全、安心に道路を走行することができ、今回の投稿された写真を見ると、改めて除雪車両のありがたみや、存在意義を実感することができるといえるでしょう。

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