車のワイパーを降雪予報でなぜ立てる? よく見る光景「立てる」重要性とは

積雪の多い、少ないで異なる「ワイパーを立てる訳」とは

 積雪量の多い地域と少ない地域では、ワイパーを立てる理由に違いはあるのでしょうか。

 積雪量の多い秋田県在住の人と、積雪量の少ない愛知県在住の人からワイパーを立てる理由について伺ってみました。

 秋田県在住のA氏は次に話しています。

「ワイパーを倒したままにしておくと、積雪のせいでどこにあるのか分からなくなってしまいます。

 クルマを発進させる前に、視界を確保するために積もった雪を払い避けようとするとワイパーを引っ掛けて壊してしまうこともあります。

 雪そのものの重みによる破損に加え、自分で壊してしまうこともあるので、ワイパーを立てるようにしています」

降雪していなくても気温低下で凍結して、ウインドウガラスとワイパーがくっついていることがある。
降雪していなくても気温低下で凍結して、ウインドウガラスとワイパーがくっついていることがある。

 一方で比較的積雪の少ない愛知県在住の人は次のように話しています。

「愛知ではワイパーが雪に埋もれる心配はほとんどありません。

 雪が積もっても翌日には解けてしまいます。それでもワイパーを立てる理由は、とくに寒い日に再凍結による被害を抑えるためです」

※ ※ ※

 このように、ワイパーを立てる理由は積雪の有無以外に気温低下による再凍結防止など複数あることが分かりました。
 
 積雪地や気温低下が予想される地域で駐車する場合には、ワイパーを立てることを覚えておくことがトラブル防止に繋がります。

【画像】あなたは「ワイパー立てる?」 降雪時の様子を見る(11枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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