急カーブや右から合流は当たり前! まるで巨大迷路な「首都高」の攻略方法とは

東京と近隣エリアをつなぐ首都高速道路(首都高)は、路線が複雑に入り組んでいたり、分岐や合流も多く、まるで巨大迷路のようです。首都高をスムーズに走るためにはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。

ふたつの円と11の路線で構成される「首都高」

 新型コロナの勢いは衰えおらず、新たな緊急事態宣言が出されるなど以前のような日常までではもう少し時間がかかりそうです。
 
 そんな状況を踏まえ、公共交通機関より増えているのがクルマによる移動です。

ふたつの円と放射線状に伸びる路線で構成される首都高速
ふたつの円と放射線状に伸びる路線で構成される首都高速

 ソーシャルディスタンスを確保しながらの移動であれば感染の心配も少ないとあって、クルマでの移動に関心が高まっています。

 一方で、クルマへの関心が高まると運転に不慣れな人がハンドルを握る機会も出てくると考えられます。

そうした際に、首都圏での移動に欠かせないのが「首都高速道路(首都高)」の利用です。しかし、首都高は運転に慣れていない人だと走行するのが難しいといわれています。

 複雑な路線や、分岐と合流が次々に出てくる首都高は、東京で長年運転しているドライバーですら苦手な人も多いといわれており、ほかの地域から首都圏に来たドライバーにとっては、まるで巨大な迷路のようでもあります。

 複雑な首都高を攻略するには、どうしたらよいのでしょうか。

 首都高の路線図を見ると、番号表記が多いことがわかります。さらに「K」や「S」、「B」というアルファベットもあり、わかりにくさに拍車をかけていますが、基本的な成り立ちを理解するとじつはそんなに難しくありません。

 東京都の最都心部である皇居を中心にぐるっと囲んでいるのが「首都高速都心環状線(通称:環状線)」で、「C1」と呼ばれています。

 ちなみにこの「C」は「Circular(円形の)」を略したもので、全長は14.8kmとなり東京の中心的なエリアは「C1」のなかに集中しています。

 その外側に作られた第2の環状線が「C2」です。こちらはもう少し大きな円になっており、全長は約47kmです。

 そのほか、東京を起点とする高速道路(東名高速・中央道・関越道・東北道・常磐道・京葉道・東関道)と放射線状につながる路線があります。

 首都高の造りを簡単にいってしまえば、ふたつの円と各高速道路につながる路線が交差しているだけです。

 ややこしく感じるのは、この各高速道路につながる路線が約11本あり、かつ番号表記になっているからでしょう。

 さらに神奈川へ続く「K」、埼玉方面へ続く「S」、湾岸(ベイショア)を意味する「B」などが絡み合うため、困惑してしまうわけです。

 ちなみに「Y」は中央区の八重洲(やえす)を示しています。

 また、1号線から11号線までが存在しますが、8号線は全長100mと非常に短いため表記されないこともあります

 首都高の運転を難しく感じたり、苦手な人が多いのは、その特異なレイアウトにあります。

 首都高は、合流・分岐区間を除いては基本的に片側2車線ずつ(湾岸線は3車線・4車線の区間も存在)。

 カーブが連続しており、さらにアップダウンも多く、トンネルも点在しているのが特徴です。

 これに加えて、全国の高速道路などでは左側から合流してくるのがほとんどですが、首都高には右側からの合流や出口が右側に設けられていることもあって、難解さに拍車をかけています。

 また合流レーンもかなり短めなので、合流するときは本線の流れに乗る思い切りも必要になります。

※ ※ ※

 首都高は交通が集中するため、渋滞が多いことでも有名です。

 渋滞の傾向はすでにわかっており、コロナ禍以前であれば例年7月から3月に交通量が多く、春先は比較的空いています。

 1週間のうち金曜日の利用がもっとも多く、時間帯では7時から12時と16時から20時が混雑しがちで、渋滞時のほうが事故も多いとされています。

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