移動空間にもアートマインドを! 「DS7 クロスバック」にルーヴル仕様の特別仕様車が登場
ルーヴルの名を冠した特別なバッジときらびやかな装飾
ルーヴルの名を冠した特別なバッジが各所に配置されている点も、DS7 クロスバック ルーヴル ブルーHDiの魅力といえる。
センターコンソールのフラップのレザーにもガラスのピラミッドをモチーフとしたエンボス加工が施され、シフトレバーを取り囲むクル・ド・パリ装飾(ギョシェ模様=パリの石畳を図案化した伝統装飾様式)と相まって華やかな雰囲気を造り出している。
なお、インテリアは通常モデルではオプションとなる最上級グレードの「オペラインスピレーション」がベースとなっており、インストルメントパネル全面に貼り込まれたムラ染めのアートフィニッシュレザーがラグジュアリーな空気を醸成。この革を縁取るネックレスのようなパールトップステッチは、オートクチュールの縫製の技法をアレンジしたものとなっている。
加えて、シートはDSオートモビルのシグネチャーとなったナッパレザーによるウォッチストラップシートを採用。シート座面と背面のレザー部分に腕時計のブレスレッドをデザインモチーフとした深い掘り込みが配置されている。実はこれはそれぞれ一枚革で出来ており、革の貼り合わせや縫い付けでありがちな固さがなく、フランスの伝統的な皮革加工の技術がアレンジされた手の込みようだ。
このようにルーヴル美術館とDSオートモビルともに、通奏低音として感じられる「サヴォワ・フェール(ものづくりにおける職人的経験、技術に加え、より良いものを、より美しいものを創造せずにいられないという美意識、矜持)」が横溢する仕上がりとなっている。
パワートレインは2リッタークリーンターボディーゼルに、電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8という定評のあるコンビネーションを実現。
ガソリン自然吸気の4リッターエンジンに相当する最大トルク400Nmを2000rpmという低回転からワイドに発生し、ほぼ常にロックアップをおこなう電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8と相まって、ドライバーのアクセルワークに即座に反応するパフォーマンスが備えられている。
ディーゼルエンジンならではの力強く息の長い加速が、DSオートモビルならではのエレガントな走りと、冷静なるダイナミズムを感じさせる仕上がりだ。
DS7クロスバック ルーヴル ブルーHDiのカラーバリエーションは、ブルーアンクルとノアールペルラネラの2色を設定。価格(消費税込)は660万円となる。
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