「抵抗ある?」 車の給油、セルフ式で「不安」も… 注意すべきNG行為とは
自分で給油するセルフ式ガソリンスタンドは、1998年に日本で認可されてから20年以上が経過しています。2021年現在、一般ユーザーが感じるセルフ式ガソリンスタンドへの不安や抵抗感には、どれほどのハードルがあるのでしょうか。
いくつかの注意点さえ守ればセルフ式でもそれほど難しくない
日本で1998年に認可されたセルフ式ガソリンスタンドは、多くのドライバーにとってすっかり身近な存在となりました。日本全国のガソリンスタンド数は3万70か所といわれていますが、このうちセルフ式ガソリンスタンドの数は1万100か所にのぼります(2018年時点)。
しかし普及が進んだいまでも、自分で給油をおこなうということに対して、不安や抵抗感があるという人がいても不思議ではありません。現在、一般のユーザーが感じるセルフ式ガソリンスタンドには、どれほどのハードルがあるのでしょうか。
今回、くるまのニュースでは2021年1月18日にSNS上でアンケートを実施。SNSユーザーの生の声を調査しました。
まず、普段使うガソリンスタンドがセルフ式ガソリンスタンドとフルサービス式ガソリンスタンドのどちらであるかを聞いたところ、セルフ式ガソリンスタンドと答えたユーザーの割合が89.5%という結果となりました。
次に「セルフ式ガソリンスタンドの利用に、不安や抵抗感はありますか?」という質問で、「強く不安や抵抗感を感じる」「やや不安や抵抗感を感じる」「不安や抵抗感はあまりない」「不安や抵抗感はまったくない」の4択で聞いたところ、「強く不安や抵抗感を感じる」が5.3%、「やや不安や抵抗感を感じる」が3.2%を記録。
そして「不安や抵抗感はあまりない」が17.9%、「不安や抵抗感はまったくない」が73.7%となり、91.6%以上の人がセルフ式ガソリンスタンドに対する不安や抵抗感は無いと回答する結果でした。
回答した理由についてユーザーに聞いたところ、「機器の使い方がわかりやすくなり、抵抗感は減りました」「セルフといっても無人じゃないし、扱い方さえ間違えなければ不安はない」といった意見がありました。
また、ほかにもセルフ式ガソリンスタンドを支持する意見としては「給油時に店員との余計なやり取りが不要でストレスを感じない」「(フルサービス式で)クルマ自体をできれば触られたくない」「自分で給油するのが楽しい」といった声も聞かれました。
一方、セルフ式ガソリンスタンドの初回利用時の思い出として「初めてセルフで入れたときは、種類を間違えないか? とか燃えたりしないか? とか不安でした」というユーザーも存在。
また、「店舗や使い方はともかく、利用者のなかに危険な行為をおこなう者がいるので不安を感じる(喫煙など)」という声や、「新型コロナ禍での利用に対して抵抗はやや感じているが、それは消毒殺菌の不安であって、通常時なら不安や抵抗は無い」といった、新型コロナウイルスに関連する意見もあります。
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普段あまりクルマに乗らない人であっても、いくつかの注意点さえ守れば、セルフ式ガソリンスタンドの利用はそれほど難しくはありません。
まず火災事故を防止するために、火気厳禁、静電気対策(静電気除去シートの利用、給油中のスマホ使用禁止)などのルールを守ることが重要です。給油中はエンジンを停止し、クルマの窓やドアは閉めます。
給油する油種間違いも要注意。ノズルは、レギュラーガソリンは赤色、ハイオクガソリンは黄色、軽油は緑色なので、「ついうっかり」を防止しましょう。
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