タクシー運転手の平均年齢60歳 渋谷タクシー暴走事故にみる暴走車両から身を守るためには

車道の横断時に気をつけるべきことは?

 同乗中に人事不省と遭遇したときも同じ。頻繁に乗せてもらうクルマであればニュートラルにする方法(電磁シフトならニュートラルにする方法はさまざま)を知っておくと便利。

 また、日産やホンダ、スバル、ボルボなどの電動パーキングブレーキ付きのクルマは、走行中にパーキング操作するだけでエンジンパワーを落としてブレーキを掛けてくれます。

道路の横断時は左右確認をおこなうことが重要
道路の横断時は左右確認をおこなうことが重要

 歩行中も危険は避けられない。渋谷の事故でも1名亡くなった。歩行者用信号が青になっている横断歩道も安全といえないことを、家人にも認識してもらって欲しいと思う。

 青信号になっても、渡るときは必ず左右の確認することをクセにすれば、万が一暴走車に出くわしても対応出来る。というか、この点こそ大切な家族を事故で失わないように出来る最大にして唯一の方法です。

 車道横断時の安全確保は、幼稚園児くらいから徹底させて欲しい。車道を渡る際、信号は補助くらいのイメージで良い。左右確認を必ずおこない、クルマが止まったことを確認してから渡るように。

 今後さらなる高齢化社会を迎え、認知症なども増加することが必至。症状が出ている時は信号を認識出来ず、ノーブレーキで横断歩道を通過していきます。

 前述のとおり、クルマの安全装備が普及するまでは少しタイムラグがあります。それまでは、自分の身は自分で守るという意識を強く強く持って欲しいです。

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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コメント

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6件のコメント

  1. >足を“あぐら状態”にして頭をかがめる以外に対応方法無し。
    これ『マスター・キートン』にも出てたな。

    >速度が出ていなければ、ドア開けて飛び降りることくらい出来るかもしれません。
    いや「シートベルト無しで何かに衝突したら自分の生命が怪しくなってしまう。」と矛盾してませんかね。

  2. 怖い話しだよね。73歳なのに働かなくてはいけない現状に問題があると思う。高齢者免許返納も何度も耳にするが自動運転技術を待つ間、出来ることはいくらでもある。65歳以上はAT車ではなくギア付きの車にする。大都市の走行は禁止、もし進入してバレたら免許取り消し。タクシー、バスなどの公共乗り物は定年65歳まで。以上3点、どれか一つでも法律化出来れば、池袋の事故や今回の事故も防げたはず。

  3. 「都市部のタクシーについていえば、犯罪防止のため運転席との間にパーティションが付いている。したがって瞬時に乗り出しハンドルを握ることは難しい。」って書いた直後に
    「運転免許を持っている場合、速度がそれほど出ておらず正面に障害物などなければ、最初にハンドルを確保。」
    って書くとか痴呆症なのか?
    パーティションがあるからハンドルを握りに行けないんだろ? なんでこんなバカなやつに記事を書かせてんの?

    • 色々想定しておいたら、て話ですよ。
      あなたの理解力の問題です。
      痴呆かな?馬鹿なのかな?
      かわいそうに。

    • よく読んでからコメントしましょう。

  4. 車などなくても生きていけるのが大都市の利点です、乗用車を持つことを禁止にしましょう。
    地方の生活必需品で車を運転している者にとって大都市での高齢者の事故のニュースは迷惑でしかありません。安全装置が普及するまでの数年間などと寝言を言ってますが、安全装置の満載の新車を買える年金生活者がどれだけいるのでしょうか?自分の身を自分で守る?こんな事人に言われて気付くような方は老若男女を問わず他人に迷惑をかけ、何かあっても他人のせいにしかしないでしょう。

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