「バディ」「ロックスター」だけじゃない!? 二度見必至な激レア車5選
デカすぎる! 6mを超える巨大なモデルも存在!?
●光岡「ラセード」
CMCの「ティファニー・クラシック」を彷彿とさせる、まさにクラシックカーさながらのオーラを纏った巨大な2ドアクーペの光岡「ラセード」は、日産「シルビア」をベースとして製作されました。
ラセードには初代と2代目が存在し、そのどちらもシルビアをベースにしています。
よく見ると、ドアのプレスラインなどに確かにシルビアの名残が見受けられますが、全長が5200mm以上と大幅に延長されたうえ、全面的に装飾が施されたことで漂うオーラはすでにシルビアのそれではなくなっています。
駆動方式はシルビア同様にFRを採用。トランスミッションは4速ATを搭載。ベースが素性の良いスポーツカーということもあって、オーナーのなかにはこのクルマをサーキットで走らせている人もいるというから面白いものです。
ちなみに車名「ラセード」の意味は、「ライフ・セカンド・ドリーム」を語源とした造語です。
ベース車のシルビア同様にラセードも現在は生産を終了しており、実質的な後継車種はマツダ「ロードスター」をベースとする「ヒミコ」となっています。
●光岡「ガリューリムジン」
「ガリューリムジン」は光岡の販売する大型高級セダン「ガリューII」の全長を大幅に延長しストレッチリムジン化したモデルです。
その全長は6360mmとなり、これは同時期にダイムラー・ベンツが発売していたリムジン「マイバッハ62」の6165mmという長さをさらに約200mm上回る巨大さでした。
ガリューリムジンは主に送迎を目的に使用され、受注生産車ではあったものの正規カタログモデルとして圧倒的な存在感を放ちました。
価格も約1150万円からスタートと、これは同社のラインアップ内でもトップクラスの金額を誇るものです。
このクルマのベース車である「ガリューII」のさらにベース車となっていたのが、日産の10代目「セドリック」と「グロリア」(Y34型)です。
性能や内装などは基本的にこのセドリック&グロリアに準じており、エンジンも同じく2.5リッターと3リッターの直列6気筒エンジンを搭載。駆動方式はFRと4WDから選ぶことが可能でした。
ガリューリムジンはガリューIIとともに2004年に販売が終了しましたが、同タイプのストレッチリムジンとして2008年に「ガリューリムジンS50」という後継モデルが発売されています。
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国産車でありながら、外車顔負けのユニークなデザインを楽しめることで人気の光岡のラインナップ。
工房のような工場から手作業で作られるためにその生産台数は決して多いものではありませんが、それゆえに紹介した5台以外にも魅力的なレアモデルが多数存在するのです。
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