もう旧型カローラのみ? 「5ナンバーセダン」絶滅寸前で混乱必至か? 現場の反応は
5ナンバーセダンが激減しても、ユーザー的には問題なし?
一方、これまで5ナンバーセダンに乗っていたユーザーは、新車購入のときにどのように感じているのでしょうか。

これまで乗っていた5ナンバーセダンから3ナンバーサイズの国産コンパクトSUVに乗り換えた50代・60代の夫婦に話を聞いたところ、次のように話します。
「今回選んだ新車は、見た目がカッコよかったことが一番の決め手として選びました。
これまでセダンだったので、派手な外観のクルマを契約することに一瞬躊躇しましたが、近所の友人が若々しいハッチバックのクルマに乗り換えていたのを見て背中を押されたのもあり、踏み切れました。
自宅の駐車場事情や道路事情に対応できたのか、という点についても聞いてみたところ、「全幅が3ナンバーサイズになったことについて、取り回しにくくなる懸念は少しありましたが、試乗時に駐車場に停めてみたものの、思ったよりも駐車が難しくないと感じ、問題ありませんでした。
駐車場がすごく広いという訳ではないのですが、立体式の月極駐車場ではなかったのも良かったのだと思います」と話します。
都心部でときどき見かける立体式の月極駐車場の場合、5ナンバーサイズが入庫の条件ということもあります。
しかし、自宅敷地内に駐車場がある人をはじめ、とくに条件が定められていないのであれば、試乗をすることでユーザーの懸念点が払拭された、というケースも少なくないのかもしれません。
※ ※ ※
近年はSUVの人気が日本のみならず世界的に高まっており、そうしたなかで企画されるSUVは世界戦略車として登場することが多いです。
そうした流れのなかで、日本専売車の減少に伴い、5ナンバーセダンも車種を減らしていっているのが実情ですが、あわせて5ナンバーサイズにこだわるユーザーも減少しつつあるのかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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