車に乗るとき「バチッ!」コロナ禍で静電気発生が増加!? 手軽にできる対策とは

手軽にできるクルマの静電気対策とは?

 クルマの乗り降りのときに発生する静電気を防止するにはどうすればいいのでしょうか。

 さまざまな対策グッズも売られていますが、わざわざ買わなくても自分でできる対処法があります。

給油前に「静電気除去シート」をタッチ
給油前に「静電気除去シート」をタッチ

●手にハンドクリームなどの保湿剤を塗る

 原因のひとつである乾燥を防げば、静電気が起きる確率は下がります。そこで活用したいのがハンドクリームなどの保湿剤です。

 消毒液(アルコールなど)による手の除菌で失いがちな肌の油分や水分をキープするだけで、静電気の発生も抑制できます。

 またハンドクリームなどがない場合は、ごく少量の水などで指先を濡らすのも効果的です。

 クルマのボディに触る瞬間に指先が乾燥していなければ、静電気が発生しにくくなるということです。

●ドアノブを触る前に地面にタッチ

 静電気は体に溜まった電気です。これが金属部分に触れる瞬間に放電されることで「バチッ」となることから、帯電した電気を地面に放電すれば問題解決します。

 そこで実践してみて欲しいのが「地面タッチ」です。手のひらをペタッと地面に触れるだけで放電が完了します。

 ちなみに以前のクルマには、クルマ本体に溜まった静電気を地面に逃すための「アースベルト」と呼ばれるパーツを装着しているのをよく見かけました。

 現在はタイヤ本体(主成分のカーボンブラック)に電気を通す性質があり、さらにタイヤ内部にスチールも使われているため、走行しているだけで放電できるようになっています。

●天然繊維の服を着用

 ただでさえ摩擦が起きやすい化学繊維を大量に使用している車内に乗り込むのですから、服装は帯電しにくい天然繊維のものを着用してみるというのもひとつの手段。

 服とシートの繊維が擦れても静電気を発生しにくい素材にしてみるのはいかがでしょう。

 ちなみにここ数年人気が高い保温機能を持ったインナーは、ほぼ100%化学繊維でできているため、こちらも場合によっては静電気を発生しやすい可能性はあります。

※ ※ ※

 静電気に悩まされる季節ですが、手軽な方法で防止しましょう。

【画像】昔流行った「つり革」型のアースベルト! 車の静電気対策とは(10枚)

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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