ゴリゴリのチューニングカーがパトカーになった! ACシュニッツァーがポリスカーを作る理由とは

ACシュニッツァーのエアロを纏ったパトカーとは?

 ホイールは、重量を最適化したACシュニッツァーAC3フローフォーミングリムが装着されている。サイズは、フロント9.0J×21インチ、リア10.0J×21インチで、それに合わせられたタイヤは、フロントが255/30R21、リアが295/25 R21のサイズのハンコック「Ventus S1 evo 3」である。

毎年German Automobile Tuners(VDAT)の協力によって開催されているチューニングカーの啓蒙活動のキャンペーンとして製作されたパトカー
毎年German Automobile Tuners(VDAT)の協力によって開催されているチューニングカーの啓蒙活動のキャンペーンとして製作されたパトカー

 もちろんエアロパーツも抜かりはない。ACシュニッツァーカーボンフロントスポイラーエレメント、フロントスプリッター、カーボンフロントサイドウイング、カーボンサイドスカート、カーボンリアディフューザー、カーボンリアスポイラーといったフル装備はもちろんのこと、ACシュニッツァーの幅広いチューニングエレメントがセットされている。

 これらのエアロダイナミクスコンポーネントもすべて、法的に認可されたパーツであることはもちろんのこと、エアロダイナミクスも十分に考慮されており、よりダウンフォース効果がアップしている。

 インテリアはラグジュアリーであることはもちろん、何よりも安全面に配慮されたパーツで構成されている。

 ACシュニッツァーアルミ製ギアシフトパドルセット(ブラックアルマイト仕上げ)、アルミ製ペダルとフットレスト、アルミ製キーホルダー、iDriveコントローラー用カバーなども、合法的に装着できるパーツだ。

 つまり、2020年のキャンペーンコンセプトカーである「TUNE IT! SAFE! Police M850i by ACシュニッツァー」は、ACシュニッツァーがリリースしている8シリーズ用だけでなくすべてのパーツが、ドイツでは合法的なチューニングパーツであることを示すショーケースであるといっていいだろう。

【画像】パトカー仕様のBMW「M850i xDrive」をチェック(21枚)

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Writer: VAGUE編集部

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