家族のために走りは我慢!? 「お父さん本当は…」ミニバンオーナーの本音とは
世のお父さんたちは、なぜミニバンに乗っているのか?
実際にミニバンに乗っているオーナーに話を聞いてみました。なぜミニバンに買い替えたのでしょうか。
まずは、トヨタ「ヴォクシー」に乗っている元公務員N氏(60代・男性)。定年退職を機に、それまでのセダンからミニバンに乗り換えたのだそうです。
「定年退職を迎え、これからは自分の好きなことをしようと考えたとき、荷物も人も乗せやすいクルマとしてミニバンを選びました。近所に住む息子たちの家族と一緒に出かけられるのも大きなポイントでした」
ミニバンでよくいわれる、「操る喜び」が感じられなくなることに不満はないのでしょうか。
「昔みたいに運転を楽しむより、楽に移動できるほうがいいなと思いました。趣味の畑いじりなどで使う農耕具や収穫した野菜などを積み込んでも大丈夫な気楽さが気に入ってます。
運転を楽しみたい人には物足りないかもしれませんが、渋滞にハマってもあまりイライラしなくなりました。ただ、山道などは頑張って登っている感じはありますが」(N氏)
次にホンダ「オデッセイ」から「フィット」に乗り換えたミニバンの元オーナーであるY氏(50代・男性)にも話を聞いてみました。
「大学生の娘が免許を取得し、交代で運転できるクルマということで乗り換えました。もともとオデッセイに乗っていたのも、ミニバンっぽさを薄めたかったというのはあります」
オデッセイはミニバンとしては低重心で、セダンやワゴンからの乗り換えでも違和感が少ないスポーティさを備えたモデルだとされています。
Y氏がオデッセイを選んだ理由は、ミニバンというよりは大きめのワゴンという感覚だったとのことでした。コンパクトなフィットに乗り換えて不満はないのでしょうか。
「最近のコンパクトカーの出来はいいですね。いままでミニバンで持て余し気味だったスペースがない分、無駄な気を遣う必要がなくなりました。
ただコンパクトカーに乗り換えて、ミニバンの便利さを改めて感じることもあります。その反面、年齢とともに運転しやすいサイズは人によって変わってくるんだなと実感しています。荷物を減らせば、家族全員での乗車もギリギリできますし」(Y氏)
会社員のW氏(30代・男性)は、日産「セレナ」に乗っています。走ればどんなクルマでも構わないということですが、なぜミニバンを選んだのでしょうか。
「もともとクルマにあまり興味がないんです。近所への買い物や週末に行楽地へ家族と行くくらいなので、移動できればなんでもいいと思っています。
ミニバンに乗っているのは、妻が希望したからです。子供の送り迎えなどで妻がクルマに乗る機会のほうが多いので、彼女の意見を尊重しました。ただ、家族で出かけるときは、いつも私が運転することになるのですが…」
それでは逆に、頑なにミニバンに乗らないオーナーにも話を聞いてみましょう。
デザイナーのS氏(40代・男性)の趣味はアウトドアで、愛車であるミニ「クラブマン」に荷物を大量に積んで出かける機会も多いそうです。
「毛嫌いしているわけではないのですが、ミニバンの便利さに逃げたくないんです。自分にとってクルマは個性の表現でもあり、便利さだけを求めたくないという気持ちが強いです。個人的にコンパクトな輸入車が好きなのが大きいかもしれません」
趣味の道具など大量の荷物はルーフボックスを装着し、積載性をカバー。知恵と工夫で、ミニバンの便利さに対抗しているのだそうです。
「新しいミニバンは絶対に快適だと思うんです。でもちょっと不便くらいのほうが楽しいし、ひとりで乗るときはコンパクトなほうがキビキビ走ってくれるクルマが自分には合っていると思っています」(S氏)
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今回話を聞いたオーナーは、我慢してミニバンに乗っているという意識はあまりなく、ライフステージでミニバンが必要だったから選んだということでした。
日常使いでも趣味でもミニバンの便利さは捨てがたい魅力です。大人数で遠出をする機会が多い人は、ミニバンを選ぶと楽しいカーライフが送れるのではないでしょうか。
我慢して乗っています。子供が成人するまではと
正直言ってミニバンにもハイパフォーマンスのモデルがあってもいいと思います。
アルファードで長距離きついよ、着座位置が高いのは視界には有利だけどブルブル揺さぶられる感じが嫌
運転も同乗もセダンがいいな。
エルグランドは高速での走りも安定しててトヨタのラージミニバンよりバタバタしないと思います。エルグランドは7人乗りの高級セダンって感じですから走りに関しては我慢はしてません。ただフルモデルチェンジないのが残念ですが…