なぜ反転「TURBO」ステッカー復活? 30年前の流行りをホンダが再現する理由とは

ホンダ車の純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスは、2020年11月20日にホンダが発売した新型軽自動車「N-ONE」に設定されるステッカーアイテムとして、かつて流行した反転「TURBO」を復活させました。なぜいまになって「反転TURBO」を復活させたのでしょうか。

反転「TURBO」ステッカーはオジサン世代の憧れだった

 いまから30年以上前、デートにクルマがマストだった時代にはさまざまなカスタムグッズが流行りました。
 
 なかでも、ターボ車に反転した「TURBO」というステッカーを貼るステッカーチューンはイカすアイテムとして一定数の人気を誇ったのです。その反転TURBOステッカーが2020年の現在に新たなステッカーアイテムとして復活したといいます。
 
 なぜいまになって復活することになったのでしょうか。

かつてオジサン世代が貼っていた反転「TURBO」のステッカー、なぜいま復活?
かつてオジサン世代が貼っていた反転「TURBO」のステッカー、なぜいま復活?

 国産乗用車にターボチャージャーが初めて装着されたのは、1979年に発売された日産「セドリック/グロリア」だといわれています。

 2リッターエンジンにターボチャージャーを装着することで、2.4リッターから2.8リッター相当のパワーを発揮しました。

 その後、ターボチャージャーはスポーティモデルに続々と採用され、国産自動車メーカーはパワー競争の時代に突入していくのです。

 そうしたなかで、ターボチャージャーが装着されていることをアピールするアイテムとして、ボディの前後に「TURBO」に装着するステッカーチューンが流行ります。

 とくにフロントバンパーやフロントスポイラー部分に貼られるものには、「TURBO」の文字を反転(鏡文字)にしたステッカーが定番化。

 これは前走車のルームミラーに後続車が映った際に、前走車のドライバーが「TURBO」の文字が正しく見えるようにというものでした。

 この反転「TURBO」は欧州車から始まったとされ、「ターボ装着車だから追いつかれたら道を譲って」という意味があったとされています。

 当時はメーカー純正のアイテムだけでなく、カー用品店でも取り扱われドレスアップの定番アイテムとなりました。

 現在では、ターボチャージャーはスポーティモデルだけでなく、軽自動車からSUVなどさまざまなモデルに採用され、小さい排気量でも高い出力を出せるようにダウンサイジングターボが普及しています。
 
 そんななかで、2020年11月20日にホンダの軽自動車「N-ONE」が2代目へとフルモデルチェンジしました。
 
 N-ONEのグレードには、スポーティな「RS」が設定されており、RSはFFターボと6速MTを軽自動車で初めて採用して軽快な走りを実現(CVTの設定もあり)。さらに、視覚で走りを体感出来るようにGメーターやターボブースト計を搭載するなど、まさに走りを極限まで楽しむ軽自動車です。

 そのRSが登場したことにより、ホンダ車の純正アクセサリーを展開するホンダアクセスが新たなアイテムとして、前述の反転「TURBO」ステッカーを発売しました。

 このステッカーは反転「TURBO」だけでなく、「DOHC」や「4WD」、「VTEC 12 VALVE」などホンダ車以外のオーナーでも懐かしくなる文字がセットになっています。

 では、なぜこのような懐かしいステッカーを復活させたのでしょうか。ホンダアクセスの担当者は次のように説明しています。
 
「過去のHondaに設定されていたデカールをN-ONE用にサイズや色、ワードをリメイクました。

 かつてのデカールをそのまま復刻したのではなく、N-ONE用に色やサイズやワードをリメイクしています。

 RSにおすすめの用品ではありますが、標準の『Original」グレードや上質感のある『Premium」グレードでも楽しめるようVTECや4WDなどもラインナップ。

 反転TURBOをはじめこれらの文言は、過去に実際にあったものをモチーフとしています。

 1980年代、1990年代、2000年代、そして現在とそれぞれの時代を象徴する『伝統的・高性能な製品』を表す文言としました。

 当時を知るお客さまの記憶に残っていると思われる、反転TURBOは1980年代の『シティターボII』またDOHCは1990年代の『インテグラ』、『CR-X』などに貼られていたものです。

 なお、『TURBOの文字が反転している理由』は、前を走る車のバックミラーに移った際に読めるようにするためです。(今回、反転させたのではなく、当時のデカールも反転していました)」

※ ※ ※

 なお、今回の反転TURBOステッカーの製品企画は、20代の男性スタッフが立案したといい、オジサン世代だけでなく現在の若者にも魅力的なアイテムだといいます。

 このように、走る楽しさを演出するうえで、かつてのステッカーチューンという小粋なアイテムがあることで、クルマを所有する喜びは増しそうです。

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コメント

5件のコメント

  1. 確かに反転TURBO文字は先行車のミラー越しに分かりやすいし、それが後続に見えたら譲っちゃおうかという気にもなりますが、乗ってる側が「道を譲ってくれ」という気持ちがあるからその車種を購入するかどうかは・・・なんか道を譲らなかったら「空気を読め」と言われているようで、それもどうかと。
    いずれにしても反転文字はミラー越しに見えることを狙ったもんなので、TURBOだろうが運転下手だろうが、その車か運転者の特徴を強調したければ、貼ればいいですね。

  2. 最終型のアクティー乗りました。
    変わってないとネット記事内では言われながらもしっかりと手を入れられるとこは入れたのね。
    車高高いけどエンジン気持ちよく回るしマニュアルだしFRだし最高↑↑
    これが絶版か〜と思うとなんとも勿体のない話です。
    確かにこれなら4駆ミッドシップを作りたくなる気持ちも分かる。

  3. 「PGM-FI」がないですよ!?
    (FI(アイ)、F1ではないです)

  4. 初代シティを思わせる感じ!

  5. powed by HONDAも欲しい。