アストンとボウモアがコラボした特別な「DBX」発表! ふたつの英国ブランドに酔いしれる!?

英アストンマーティンは2020年12月7日、スコットランド・アイラ島にあるシングルモルトウイスキー蒸留所「ボウモア」とのコラボレーションでできた、同社のSUV「DBX」の特別限定車「DBXボウモアエディション」を発表した。18台限定モデルとなる。

アイラ島のスコッチウイスキー蒸留所「ボウモア」とアストンマーティンがコラボ

 英アストンマーティンは2020年12月7日、スコットランド・アイラ島にあるスコッチウイスキーのシングルモルト蒸留所「ボウモア」とのコラボレーションでできた同社のSUV「DBX」の特別限定車「DBXボウモアエディション」を発表した。18台限定モデルとなる。

アストンマーティン「DBXボウモアエディション」。アイラ島にあるシングルモルト蒸留所「ボウモア」とアストンがコラボレーションして誕生した限定モデルだ
アストンマーティン「DBXボウモアエディション」。アイラ島にあるシングルモルト蒸留所「ボウモア」とアストンがコラボレーションして誕生した限定モデルだ

 DBXボウモアエディションは、2つの高級ブランド間のパートナーシップを祝い、マルケのパーソナライズサービスである「Q byアストンマーティン」でつくられる。

 ボディカラーは「ボウモアブルー」という特別色になるが、オプションでさまざまなカラーを選択することも可能だ。サイドストレーキのアクセントには、ボウモアのウイスキーのポッドスチルから再生した銅を使ったインレイが使用されているという。

 またオプションでブラックのブレーキキャリパーも選択可能で、ホイールを繊細に引き立たせる。

 インテリアはオブシディアンモノトーン、またはコッパータンメタリック/オブシディアンデュオトーンのいずれかを選択可能だ。

 どちらのインテリアも、アイラ島の歴史をいまに伝える「ボウモア・ツイード」がアクセントになっている。これは1883年に最初に設立された、世界的に有名なアイラ島の毛織物工場によって作られた、繊細で洗練されたデザインで、アイラ島にインスパイアされた銅とブルーのカラーを取り入れており、アイラ島を故郷とするボウモアならではのユニークなものになっている。

 さらにインテリアには、ボウモアのポッドスチルからリサイクルされた銅製のカップホルダーやシルプラークなど、ボウモアのディテールが数多く盛り込まれている。グロスブラックのセンタ-コンソールには、ハンドメイドの銅箔のディテールも施されている。さらにボウモア・ツイードのピクニックブランケットや本革製ホールドオールバッグなど、特別にデザインされたアクセサリーも付属する。

 アストンマーティン・ラゴンダのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるMarek Reichman氏は次のように述べている。

「アストンマーティンとボウモアのブランドは、時代を超えた美しさと永続的な遺産を生み出すという同じビジョンを共有し、その遺産に忠実であると同時に新しい方法を取り入れています。DBXボウモアエディションには銅製のウイスキー蒸留器のストリップがサイドストレーキにちりばめられ、ボウモアツイードがインテリアにアクセントを添えています」

※ ※ ※

 DBXボウモアエディションを購入した18人は、アストンマーティン・アート・オブ・リビングと呼ばれるスコットランドでの特別な体験に招待される。ゲストはエジンバラに異動し、特別仕様のDBXを贈呈された後、ローモンド湖とトロサックス国立公園を訪れ、アイラ島に向かうフェリーに乗り込むまでスコットランドの壮大な田園地帯を巡る約170マイルのドライブに出発する。

 3泊の滞在中はアイラ島の毛織物工場の見学や食事を楽しめるほか、ボウモア蒸留所のプライベートツアーも用意される。ここでは39年ものの特別厳選されたボウモアを樽から直接、自分のボトルに充填する機会が与えられる。また英国王室のメンバーなど多くのVIPをもてなしてきた世界最古の熟成倉庫であるNo.1 Vaultsへ特別に入ることもできる。

 アストンマーティンとボウモアとのコラボレーションは、すでに2020年8月6日に「ブラック・ボウモア DB5 1964」が誕生している。これは伝説的なアストンマーティン DB5の本物のピストンと卓越したシングルモルトが一体となっており、1本の価格は5万ポンド(日本円で約700万円)。この製造本数は27本だという。

【画像】ウイスキー蒸留所「ボウモア」とのコラボ! アストン「DBX」特別モデルを画像で見る(20枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー