超ド迫力! V8搭載RX-7&1100馬力シビックがヤバい! 巨大タコマまで登場!

日本でカスタム関連のイベントといえば毎年1月に開催される「東京オートサロン」が有名ですが、ド派手カスタムの本場アメリカでは毎年秋に「SEMAショー」が開催されます。2020年は新型コロナウイルスの影響もありオンライン上での開催となりましたが、それでもド派手なカスタムカーが登場していました。

ヤバすぎる巨大「タコマ」。 ド派手カスタムの中身とは

 米国アフターマーケット部品メーカーで構成される団体「SEMA Specialty Equipment Market Association」が主催する世界最大級のチューニング&カスタムカーのイベント「SEMAショー」は、2020年11月に「SEMA360」との名称で、完全オンラインでのイベントを開催しました。
 
 そのなかから、日本では考えられないようなド派手チューニングカーを3台紹介します。

コルベットのV8を搭載したモンスターマシンとなったマツダ「RX-7」
コルベットのV8を搭載したモンスターマシンとなったマツダ「RX-7」

 例年、トヨタや日産、レクサスなどの自動車メーカーやタイヤメーカー、日本でも有名なHKSやGReddyなどのカスタムメーカーなどが出展しています。

 これらのメーカー以外にも海外のチューニングブランドが手掛けたカスタムされた多数の日本車が出展することでもおなじみのイベントです。

 筆者(加藤久美子)は1990年代前半からSEMAショーの取材にたびたび出向いていましたが、2020年は自宅で取材することになりました。

 毎日午前2時頃からパソコンの画面に張り付いて会議に参加したり、出展者とチャットしたりして取材を実施。

 SEMA恒例のイベント「Battle of the BuildersR」(個人ビルダーによるカスタムカーコンテスト)に出展された日本車のなかから、とくにカッコいい3台を紹介します。

 最初に紹介するのは、TRDも協力した900馬力超えのトヨタ「タコマ」です。

 米国トヨタで製造・販売されるピックアップトラックには、タコマと「タンドラ」の2車種があり、いずれも大変好調な売れ行きとなっています。

 アメリカ版「ハイラックス」として1990年代半ばに販売が開始されたタコマは2019年に過去最高となる24万8801台を販売。近年のSEMAショウでもカスタムされたタコマの出展が増えています。

 こちらのド派手なタコマを製作したのは、ディスカバリーチャンネルにて放送されている自動車番組「Twin Turbos」にてメインパーソナリティを務めるブラッド・デバーティ氏です。

 2020年モデルのタコマをベースとして、NASCARのストックカーに搭載されている自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は900馬力超。

 アクセルを踏めば回転数は一瞬で2000回転から10000回転まで上がり、そのエンジン音は「2JZエンジン3台分」ともいわれています。

 ダートラリーやドリフト、ラリークロスなどのさまざまな競技に一台でチャレンジできることを目指して開発されており、6速シーケンシャルトランスミッションを採用しハンドルの切れ角は74度まで改造され、シャシもすべて独自設計のものへとカスタムされています。

 エアロパーツはすべて削り出しで制作しており、TRDデザイナーの協力も得ながら、空力性能もキチンと考慮されたデザインとなっています。

 インテリアはラリークロス競技などで使用されているのと同じロールケージをインストールしており、フルバケットシートは3つ配置。サイドブレーキのレバーなどはデバーティ氏がオリジナルでデザインし、実際に販売しているものを用いています。

 なお、派手なボディキットに巨大なリアウィングで公道の走行は不可能かと思いきや、実際にはモンタナ州のナンバープレートが交付されており、一般車と同じように公道を走ることが可能となっています。

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