フェラーリのショールームが一新! 最新CIで変わったポイントとは?

フェラーリのショールームが、最新のコーポレート・アイデンティティを導入した。新装されたショールームは何が変わったのだろうか。

フェラーリのDNAを表現したショールームとは

 2020年10月8日、フェラーリ・ジャパンは、フェラーリが取り組むカスタマージャーニーの再定義として、東京のロッソ・スクーデリアにて、最新のコーポレート・アイデンティティを導入し、装いも新たに生まれ変わったショールームを披露した。

ブランド・エクスペリエンス・ビデオウォールおよび、プロダクト・インタラクティブ・ウォール
ブランド・エクスペリエンス・ビデオウォールおよび、プロダクト・インタラクティブ・ウォール

 今回披露された最新のデザインは、今後、国内9箇所の正規ディーラーすべてに導入され、これまで以上にブランドとの強い結びつきや居心地のよさ、情報量、エネルギーをカスタマーに伝えることとなる。

 また、フェラーリのカスタマーを中心としたアプローチを反映し、ブランドのDNAである伝統、情熱、クラフツマンシップ、革新、そしてイタリアのヘリテージをさらに凝縮したものとなる。

 新ショールームのポイントは、次のとおりだ。

●ウェルカム・デスク
 新しいウェルカム・デスクは、ディーラーに足を踏み入れたカスタマーをすぐに迎えられるよう、以前より入口寄りに設置。このアップデート版ウェルカム・デスクは、フェラーリが車両の製造に込めるのと同じレベルの配慮と心遣いを、ショールームでのすべての瞬間に実現するステップのひとつとして取り入れられた。

●ダイナミックな照明システム
 照明設備やカスタマイズされた色温度には、車両の購入者の心を捕らえたり、ショールーム内でカスタマーを導いたり、内外共に魅力的で安心できる空間を作り出したりする力がある。誇りを込めて展示する車両の照明には、自然光と融合するよう調整した人工光を組み合わせている。

●ブランド・エクスペリエンス・ビデオウォールおよび、プロダクト・インタラクティブ・ウォール
 アップデート版のデザインでは、広いビデオウォールとのコントラストが強められた。新モデルやフェラーリ・カヴァルケードのハイライトなど、様々な動画が流され、観る人がブランドの歴史と未来をたどる旅に没入できる空間となっている。

●ヘリテージ・ライブラリー
 ヘリテージ・ライブラリーには贅沢なスーパーカー・オーナーズ・クラブのようなイメージもあるが、本来の目的は寛いでもらうことにある。フェラーリの世界にひたり、フェラーリを走らせ、所有する意味をカスタマーに実感してもらう一助として、しなやかなレザーのラウンジや書籍が用意されている。

●コンサルティング・ルーム
 購入を検討中の人は、フェラーリ・ジャーニーのステアリングを自ら操る手段として、デジタル・シミュレーターを利用できる。好みのモデルとスペックを選び、フェラーリの外観や印象、装備するアクセサリーなどをカスタマイズ。新シミュレーターでは最新テクノロジーを活用し、可能な限り最大のライブ・コンフィギュレーション・モニターを備えて、夢のフェラーリの実現に専念できるようになっている。

●アトリエ・パネル
 フェラーリ・アトリエはフェラーリをパーソナライズする究極の方法である。個別にパーティションが設けられており、夢のフェラーリを現実のものとするために、多数のサンプルや無限のオプションをじっくり検討できるようになっている。

●ヘリテージ・ウォール
 新デザインではヘリテージ・ウォールを設けて、フェラーリが誇るモータースポーツの豊かな歴史がハイライトで展示されている。

●コミュニティー・テーブル
 ショールームの雰囲気を活気あふれるイタリアのカフェに変貌させるのがコミュニティー・テーブルだ。ゆったりとくつろいでエスプレッソを味わいながら、ヘリテージ・ウォールを鑑賞することができる。

●車両/製品展示スペース
 アイコニックな黒いサークル内に、車両が展示されている。

【画像】フェラーリの新ショールームとは?(9枚)

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