車はMTじゃないとダメ? いまや絶滅危惧種のMT車 いまだ積極採用するメーカーとは

近年新車販売されるクルマのほとんどはAT仕様で、MT仕様は絶滅危惧種ともいわれています。しかし、なかにはMT仕様を積極的に採用するメーカーもあるようです。

AT限定免許の保有者数は増加の一途をたどる

 2020年現在、日本の新車市場においてMT(マニュアルトランスミッション)を搭載したクルマの販売は極めて少数派となっていて、MT仕様を設定しないクルマも多く存在します。

新車販売されるほとんどがAT車といわれ、MT車は少数派となる(写真はイメージ)
新車販売されるほとんどがAT車といわれ、MT車は少数派となる(写真はイメージ)

 MT仕様がないクルマは決して特定のカテゴリに限られているわけではなく、例えばかつては廉価仕様としてMTの設定があることも多かった軽自動車やコンパクトカーにおいても、現在は全車AT(オートマチックトランスミッション)仕様、という場合も少なくありません。

 MT仕様のクルマが少数派となったことと、AT限定免許の普及は、遠からず関係しているといえるでしょう。

 AT限定免許が導入されたのは1991年です。それ以降AT限定免許の保有者数は増加し、警察庁の統計によるとクルマのAT限定免許保有者数(中型免許なども含む)は、2009年は934万5745人だったものが、2019年には1563万6753人にまで増加しています。

 一方で、操る愉しみが感じられるMT車に魅力を感じるという声も、未だ少なくありません。

 スポーツカーにおいてMT仕様の設定が重視されることは多いですが、ほかのカテゴリで見ると、趣味性の高いクルマであるSUVにMT仕様が設定されることで、クルマ好きから反響が寄せられることもあります。

 それではここでクイズです。

 2020年8月現在、次の国内販売されるモデルのなかで、MT仕様が選べるのはどれでしょうか。

【1】マツダ「CX-5」

【2】スバル「XV」

【3】トヨタ「ハイラックス」

【4】スズキ「エスクード」

※ ※ ※

 正解は【1】のCX-5です。

 マツダはMT仕様の設定に力を入れる国産自動車メーカーのひとつで、自社開発車種では「CX-8」以外のすべての車種にMT仕様を設定します。

 また、マツダ以外の国産SUVではトヨタ「C-HR」などもMT仕様の設定があります。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

●くるまマイスター検定 公式ウェブサイト

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1件のコメント

  1. ゴミ記事。

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