全長5m超えシエナから憧れのアルファードまで! 多彩なモデルを持つトヨタミニバンの魅力
日本では販売してない!? 超巨大ミニバン「シエナ」ってどんなクルマ?
海外においても、トヨタはミニバンを販売しています。
北米では「シエナ」という全長5mを超える巨大なミニバンが存在。2020年5月に4代目へのフルモデルチェンジが発表されました。
新型となるシエナは、日本の新幹線からインスピレーションを得て、滑らかでスピーディな造形を実現。
セダンの「カムリ」や「アバロン」と同じTNGAプラットフォーム「GA-K」を採用し、2列目にキャプテンシートを備えた7人乗りと8人乗りを設定しています。
新型シエナのパワートレインは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにトヨタの「THS II」ハイブリッドシステムを採用し、最大システム出力243馬力を発揮します。
安全面では、トヨタの最新予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(TSS 2.0)」を標準装備するとともに、全10個のエアバッグを搭載しています。
また、トヨタはアジアで「アバンザ」という3列シート7人乗りミニバンを販売しており、インドネシアやマレーシア、フィリピンなどで展開されています。
トヨタとダイハツで共同開発されたモデルで、生産はダイハツのインドネシア工場でおこなわれ、ダイハツでは「セニア」という車種名で販売されています。
搭載されるエンジンは1.3リッター直列4気筒ガソリンと1.5リッター直列4気筒ガソリンです。トランスミッションは4速ATと5速MTが組み合わされます。
ボディサイズは、全長4190mm-4200mm×全幅1660mm×全高1695mmで、シエンタに近いサイズ感といえます。また、日本のミニバンではほとんど見かけなくなったヒンジ式の後部ドアを採用しています。
さらに、インドやタイなどでは「イノーバ」という3列シート7人乗り/8人乗りのミニバンが存在。
ボディサイズが全長4735mm×全幅1830mm×全高1795mmで、ミドルサイズミニバンのノア/ヴォクシーより少し大きいサイズですが、アバンザと同じようにスライドドアを装着せず後席はヒンジ式のドアを採用しています。
ガソリン車とディーゼル車(排気量は異なる)や、AT/MTが設定されています。
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日本でミニバンは人気のカテゴリですが、海外でも多人数乗車できるクルマは人気となっています。
なお、アルファードがアジアに輸出されているほか、日本では販売されていないレクサスのミニバン「LM」も中国で人気を博しているなど、トヨタの高級ミニバンの海外での需要が高まっているようです。
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