冬タイヤはいつ交換がベスト? 購入と交換で異なる適切な時期とは
冬タイヤはいつ購入するのが良いのか?
冬タイヤへの交換時期は、地域によってことなりますが、購入に関してのタイミングはどうなのでしょうか。
前出の担当者は、次のように話します。
「冬タイヤは、9月の段階から新しいタイヤの生産を開始するため、新しいものが店舗へ並べられるのは11月後半から12月になります。雪の多い地域では、9月後半から10月です。
ただし、東京でも9月から10月を目処に、冬タイヤが店舗に用意されはじめます。この時期から展開されるタイヤは、おもに古い型がメインです。したがって、最新の冬タイヤが欲しい際には、11月後半の買い替えをおすすめします。
しかし、古い型の冬タイヤであっても、その性能が落ちるといったことはないため、よりコストを抑えたいという人にはおすすめです」
また、夏場の間に保管していた冬タイヤに履き替える場合は、いくつかの点検をおこなうことが大切です。
まず、はじめに空気圧をチェックします。スタッドレスタイヤを使用していない期間であっても、空気圧は自然に減少します。
空気圧が低くなると燃費が悪くなり、かえって高くすぎても性能を十分に発揮できません。そのため、適正空気圧であるかどうかを事前に確認することが大切です。
続いては、タイヤの減り具合についてです。スタッドレスタイヤの場合、溝の深さが新品の半分まで摩耗してしまうと本来の機能を発揮できなくなります。
次に、タイヤの硬度もしっかりと確認しておく必要があります。スタッドレスタイヤのゴムは、凍結路面に密着してグリップ力を発揮することから柔らかいのが特徴です。
ゴムが硬くなってしまうと、十分に溝があってもタイヤ本来の効果を発揮できなくなります。そのため、硬度計のあるタイヤ販売店やカー用品店でチェックしてください。
最後に、タイヤを保管場所や方法に気を配る必要があります。直射日光や雨が当たる場所を避けるほか、油類や熱源などの近くに保管すると危険です。
そして、タイヤ・ホイールをセットで保管する場合は、横に置くことを意識することで、接地面の変形を抑えることができます。
タイヤ交換。空気圧変更も忘れずに。
雪道でノーマルタイヤはムリ。
首都圏なら雪降ったら車使うより公共交通機関使った方がいいよ。その方がお金もかからないです。