クラムシェルボンネットに、特有の流れるようなラインを描くルーフ、スプリットテールゲート、トレードマークのフロントフェンダーベントを備えるラグジュアリーSUV「レンジローバー」のルーツは、1970年の初代レンジローバーにまで遡ることができる。

　レンジローバーは誕生から50年という記念すべき年を迎えたいまなお、屈指の効率性とコネクティビティを備えながらラグジュアリーかつ高性能なモデルであり続けており、セグメントリーダーの存在である。

　しかし、初代レンジローバーのクラシカルな世界観を愛する人々も、いまなお世界中に存在しているのも確かだ。

●「レンジローバー・リボーン」プロジェクトとは

　そうした1970年代の初代レンジローバー購入を希望する人たちのために、「レンジローバー・リボーン」プロジェクトはバハマゴールドやトスカーナブルーといったオリジナルカラーを忠実に再現した、コレクション性の高いオリジナル仕様の初代レンジローバーを購入できる貴重な機会を提供している。

　英国のランドローバー・クラシックから直接購入できる「レンジローバー・リボーン」プロジェクトでは、1970年代当時の仕様に沿って完全なレストアがおこなわれ、ランドローバー車であることの真正性を保持するためにランドローバー・クラシック・パーツのみが使用されている。

　ランドローバーの経験豊富な復元チームは、コレクションとしての価値を高める要素や希望のシャシ番号、ユニークな特徴など、ベースとなる車両に最適なオプションをカスタマーにアドバイスしてくれる。

　完全復刻モデルの販売価格は14万5000ポンド（邦貨換算約2030万円）からとなっている。