発売1ヶ月で1年分の受注 トヨタ新型「ハリアー」 なぜトヨタSUVは安定して売れ続ける?

新型ハリアーが発売1か月で目標の1年分を超える受注を集めるなど、トヨタのSUVが絶好調です。販売ランキング上位にランクインし続ける要因とはなんでしょうか。

発売1カ月で目標の1年分以上の受注を集めたハリアー

 2020年6月17日に発売された新型ハリアーの勢いが止まりません。発売1か月経過後の7月16日時点で約4万5000台の受注があると明らかにされ、日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した7月の販売台数(登録台数)も、ランキング4位の9388台と好調です。

トヨタ「ハリアー」
トヨタ「ハリアー」

 ハリアーの月間販売目標台数は3100台ですが、その1年分以上の受注があったことから、2020年8月中旬時点でトヨタのウェブサイト上に表示されている納車時期の目安を示す「工場出荷時期目処」は「販売店にお問い合わせください」となっています。

 ハリアーは1997年に初代が登場。前輪駆動車ベースで、都市型SUVとして最初から仕立てたハリアーは当時としては新しいスタイルのモデルでした。

 国内だけでなく、レクサスブランドを日本に先駆けて展開していた北米でレクサス「RX」として人気になり、現在のクロスオーバーSUVの人気につながるものとなります。

 その後ハリアーは、RXとは異なるトヨタブランド独自の車種となり、2020年6月登場のモデルが4代目となります。

 自販連による2020年7月の登録車販売台数ランキングでは、1位がトヨタ「ヤリス」、2位がトヨタ「ライズ」、3位がトヨタ「カローラ」、4位がトヨタ「ハリアー」、5位がホンダ「フィット」と続きます。

 このトップ5にランクインしている車種は、いずれもハリアーより手頃な価格帯のクルマ。ハリアーはトップ5のなかではもっとも高価格帯のクルマながら、上位に食い込んでいることになります。

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 そして、トヨタのSUVの人気も盤石で、直近の販売ランキングではトヨタのSUVが度々ランクインしています。

 なかでも2020年に好調なのは、2019年11月に発売された、トヨタブランドでもっともコンパクトなSUVのライズです。

 7月こそ2位でしたが、2020年のこれまでの期間では、1月、2月、6月が1位で、1月から6月の上半期合計でも1位と、トップクラスに位置しています。

 また2019年にも、ランキングのトップ20圏内には必ずトヨタのSUVがランクインしていたほか、トップ10圏内にたびたびランクインしていました。

 このトヨタSUV好調の要因は、車種数が豊富なだけでなく、期間を開けすぎずに、各車種のフルモデルチェンジやマイナーチェンジをしているから、という点にあります。

 2019年4月には「RAV4」がフルモデルチェンジし(先代は日本未発売)、2019年10月にはC-HRがマイナーチェンジ。そして、2019年11月には前出のライズが発売され、2020年6月はハリアーがフルモデルチェンジを受けています。

 その結果、RAV4はフルモデルチェンジ翌月の2019年5月は販売ランキング7位にランクインし、マイナーチェンジ時点で発売から約3年が経過していたC-HRも、販売ランキング13位を獲得しました。

 また、現在は受注を一時停止しているものの、2020年6月に発売された「RAV4 PHV」も大きな話題となりました。

 車種数が多いことだけでなく、度重なる改良によって商品力を保ち続けていることが、トヨタのSUVが好調な要因といえるでしょう。

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コメント

1件のコメント

  1. 慌てる必要無いけどね、ジムニーのように増産割り当てを中古業者の大量発注に廻したり、輸出枠に充てたら一般ユーザーの納期が縮まるわけもなく、慌てるコジキは何とか?なんですがねw
    だいたいが見込み生産て誰を対象にした見込み生産なんでしょうかね?
    見込み生産分を中古業者が食い荒らす現実を一般ユーザーは声を大にして抗議するべきだろね。
    販売店は登録台数欲しさに一般ユーザーを後回しにしている事が納期延期の現実なわけで
    、登録名義の引き当て先もきめ細かく縛りを付けて、自社登録や中古業者への優先枠も譲渡証明の条件も一般ユーザーに早く車が納まるように改めるべきだろ。