夜間の視界を確保して安全運転! LEDヘッドライトへ交換するメリットとは
ハロゲンバルブからLEDバルブへの交換の難易度は?
現在でも従来のハロゲンヘッドライトを搭載しているクルマもありますが、そうしたクルマで夜間走行をすると、ほかのLEDヘッドライト車との明るさの違いで相対的に見えづらく感じることがあります。
アフターパーツを利用してLEDヘッドライトの明るさを手に入れる、ヘッドライトチューニングとはどのようなものなのでしょうか。カー用品店のスタッフに教えてもらいました。
ハロゲンからLEDへの換装という面では、作業の容易さもメリットのひとつといえるでしょう。
ハロゲンからHIDへの換装には「バラスト」の設置が必要で配線も複雑になりますが、HIDと比較すると、LEDはシンプルな構造となっており、ハロゲンバルブが切れたときにおこなうバルブ交換とほとんど変わらない作業で済む手軽さも魅力だといいます。
「HIDのバラストのように、LEDには『ドライバー』と呼ばれる電流をコントロールする回路が必要となりますが、近年はバルブと一体型の製品が増えており、ハロゲンバルブ交換とまったく同じ扱いで済みます。
基本作業はバルブを入れ替えるだけですし、ドライバーが別体だったとしても、車体側からの配線とバルブの間に繋ぐだけなので設置も難しくないのも大きなメリットといえます」(カー用品店スタッフ)
ただし、光軸の調整はヘッドライトの種類を問わずバルブ交換にはつきものです。とくにLEDは明るく光の指向性が強いため、ハロゲン以上に気を遣う必要があるそうです。
光軸がズレたLEDは対向車にとってまぶしかったり、視認性が確保されない危険性もあります。また場合によっては車検に通らないこともあるので、光軸調整はしておきたいところです。
「アフターマーケットのLEDバルブの場合、交換する際に熱対策が必要な場合があります。基本的にLED自体は低発熱で、発光部分はハロゲンやHIDほど熱くはなりませんが、LEDチップ周辺と電源部分は高温になるケースも多く、冷却が十分でないと突然点灯しなくなったり、本来の性能を発揮できなかったり、寿命が短くなってしまうこともあります」(カー用品店スタッフ)
LEDバルブの熱対策にはクーリングファンによる放熱と、大きなヒートシンクを利用した放熱の2種類があるそうです。
「クーリングファンは小型化できるというサイズでのメリットがありますが、ファンの音が気になるという意見もあります。
もう一方のヒートシンクタイプは、ファンを持たず静かですが、冷却性能を確保するために大きめなヒートシンクが必須で、バルブの後端が大きく長くなってしまうこともあることから、ヘッドライト後方にスペースの余裕のあるクルマにしか装着できないという制約があります。
DIYとして自身で交換することもできますが、配線や光軸調整なども含めると、まずは愛車で装着できるLEDはどのタイプなのかプロに相談するとよいでしょう」(カー用品店スタッフ)
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LEDバルブへの交換しようと考えているとき、気になるのが海外製の格安な製品です。海外製のすべてが低品質とは限りませんが、なかには配光がいい加減だったり、放熱対策が十分ではない製品も見受けられます。
何度も交換する部品でもないので、多少割高に思えても国産の有名メーカーの製品を購入するのが安全で安心、そして長持ちするので、結局はお得になるようです。
また、前述のとおりLEDバルブに交換するとレンズの温度が下がるため、降雪地域では注意する必要があります。
LS600hです、眩しいだけで運転中ならキノセンのほうが明るいです。
自宅前の街灯もLEDより蛍光灯のほうが足下明るいです。
使えない自治会に騙されました。