今でも通用する性能でコスパ高い! ちょっと前の隠れた高性能セダン3選
「レガシィ」シリーズ最後の高性能モデルとは
●スバル「レガシィB4 2.0GT DIT」
1989年に初代が登場したスバル「レガシィ」は、高性能な水平対向エンジンにフルタイム4WDを組み合わせたセダン/ステーションワゴンとして大ヒットを記録しました。
その後、コンセプトを継承しながら代を重ね、2009年に5代目が登場し、トップグレードには2.5リッター水平対向4気筒ターボを搭載して、歴代で最高となる285馬力を発揮。
そして、さらに高性能化は進み、2012年のマイナーチェンジでは、最高出力300馬力を発揮する2リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載した「2.0GT DIT」が加わります。
これは、BRZにも搭載されたエンジンをベースにターボ化した次世代型で、「レヴォーグ」や「WRX S4」にも採用されました。
2014年に現行モデルの6代目にバトンタッチしましたが、高性能なターボエンジンは設定されておらず、5代目がレガシィシリーズで最後の高性能モデルです。
レガシィB4 2.0GT DITの現在の相場は、先進安全技術のアイサイトを搭載した後期モデルでも150万円前後の価格帯と、かなり値ごろ感があります。
なお、レガシィB4は現行モデルをもって、国内販売を終了する予定です。
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今回、紹介したモデルは、どれも生産終了から6年から8年が経っています。日本の税制では、新規登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がる制度となっているため、日常的に使うにはこのあたりの年式が狙い目ではないでしょうか。
また、生産終了から10年を超えると、急激に交換部品の欠品が増えるため、それよりも若いクルマをおすすめします。
一方、国産車の耐久性は高いため、登録から10年以上経っても実用に耐えますが、やはり税金の問題があり、十分な性能で価格が安価だとしても、手が出しづらい状況です。