なぜ人気根強い? 元SUV王者のトヨタ「C-HR」の魅力 やっぱり奇抜さが好き?
2017年から2年連続でSUV販売台数No.1に輝いたトヨタのコンパクトSUV「C-HR」ですが、直近では同社「ライズ」や「RAV4」といったモデルに押され気味です。それでも、2016年12月の発売から3年経った現在でもSUV上位に残り続ける要因とはなんなのでしょうか。
トヨタらしくないデザインが魅力?
かつてのSUV王者トヨタ「C-HR」は、近年ライバルモデルに販売台数トップの座を明け渡す状態が続いています。
しかし、いまだに安定して販売を記録していることに変わりはありません。後発で登場するライバルが多いながらも、支持される理由とはなんなのでしょうか。
C-HRは、2016年12月に発売したコンパクトSUVです。自動車販売協会連合会によると、2017年には全体4位の11万7299台、2018年には7万6756台を販売し、2年連続でもっとも多く販売されたSUVとなっています。
今ではすっかり人気SUVとしての地位を確立したC-HRですが、発売から3年以上経過しているということもあり、直近では同じトヨタ「ライズ」や「RAV4」といったモデルに押され気味です。
しかし、2020年上半期(1月から6月)には、SUVとして3番目に多い5万8492台を販売していることから、いまだ人気モデルであるということは間違いありません。
人気となる要因として挙げられるのがデザインです。鋭い印象を受けるデザインは、ライズやRAV4といった他SUVとは、一線を画すものとなっており、リアの造形はこれまでのトヨタのデザインには見られない、挑戦的なものになっています。
トヨタはC-HRのデザインについて「キーンルックやアンダープライオリティなど、トヨタ独自のエモーショナルなデザイン表現により、軽快さと力強さが大胆に融合した個性際立つスタイリングを実現」と説明しており、意図して“トガった”デザインにしていることがうかがえます。
実際に、C-HRの人気の理由について、トヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「C-HRはトヨタ車らしからぬ独特なデザインを持っていることから、まずデザインに興味を持たれる人が多いです。そして、燃費や使い勝手の良さも気に入り、購入にいたるといったパターンがひとつの例です」
※ ※ ※
唯一無二の独特なデザインは、多くのユーザーにとって関心を示すきっかけとなっているようです。しかし、人気の理由はそれだけに限らず、優れた燃費性能や使い勝手の良さもユーザーの心をつかむ要因のひとつとなっているようです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。