ベントレー版「虹プロジェクト」始動!! 「コンチネンタルGT」のレインボーの理由とは

コロナ禍で外出自粛を余儀なくされていた際に、ベントレーがTwitterを介した「バカラル」のエクステリアとインテリアのカラーデザイン・コンテストを実施したが、その優勝者エレノアの作品のような「虹色」をまとった「コンチネンタルGT V8コンバーチブル」が登場。どうして虹色をまとったのだろうか。

イベント限定の特別カラーをまとった「コンチネンタルGT」登場!

 2020年7月14日、ベントレーモーターズがレインボーカラーをまとった「コンチネンタルGT V8コンバーチブル」を発表した。この特別なカラーのコンチネンタルGT V8コンバーチブルは、どのような理由から作られたのだろうか。

実はベントレーはビビッドなカラーがとても良く似合うのがわかる
実はベントレーはビビッドなカラーがとても良く似合うのがわかる

 ベントレーモーターズは、イングランド北西部のチェシャーイーストカウンシル(チェシャー州東議会)と提携し、7月25日に開催される初のバーチャルプライドイベントに参加する予定だ。この発表は、1:ベントレーの本拠地であるクルーおよび世界中の従業員の多様性への誇り、2:新型コロナウイルスの危機から脱却し始めた事業への希望と感謝、3:地域社会への継続的な支援、というベントレーにとって3つの重要なテーマを祝うものだ。

 これを記念して、ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブルを、ベントレーの6色の特注ペイントカラーを使ったレインボーデザインでラッピングさせたというわけである。この車両は、世界中のどこからでも視聴可能なオンラインプライドイベントの期間中に登場することになっている。

 ベントレーの人事、デジタル化、IT担当取締役であるDr.アストリッド・フォンテーンはこう説明している。

「レインボーが、LGBTQ+コミュニティーのアイコンとして認識されていることや、6月から7月にかけて世界中で人々の個性や人格を祝うプライドイベントが開催されていることから、私たちも初のレインボーカーを作ることとしました。

 ベントレーがダイバーシティとインクルージョン(多様性と相互活用)の重要性を強調するなかで、7月25日に開催されるチェシャーイーストのバーチャルプライドの祭典を後援できることを嬉しく思います。私たちのレインボーベントレーは、その要素を完璧に表現しています。

 このクルマの実際のデザインは、ロックダウン中に従業員とその家族を対象に行われた、この瞬間のベントレーを描くコンペに提出されたコンセプトから着想を得ています。傑出した優勝者はエレノア(15歳)でした。

 彼女のデザインは、私たちをサポートしてくれた地域のサービスへの感謝の気持ちと、ここ数ヶ月間、従業員たちの多くが地域社会を支援するために取り組んできた仕事を反映しています」

●チェシャーイーストのバーチャルプライド2020とは

 2020年7月25日の英国時間14:00から19:00に開催され、インタビュー、音楽、コンテスト、パフォーマンス、LGBTQ+コミュニティーをサポートする情報などが織り交ぜられる。

 バーチャルイベントでは、プライド体験をサポートするベントレーの仲間たちのインタビューとともに、レインボーのコンチネンタル GT V8コンバーチブルがビデオで紹介される予定だ。

【画像】ベントレー版「虹プロジェクト」は6色カラーでラインナップ!(16枚)

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