プレミアムミニバン「Vクラス」に「ハイ! メルセデス」のMBUXが標準装備!

メルセデス・ベンツ「Vクラス」が、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステムMBUXを標準装備されることになった。

家族で乗るミニバンだからこそ欲しかった機能が標準装備になった

 メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「Vクラス」の装備を一部改良し、2020年7月13日より発売を開始した。今回のVクラスの主な変更点は、「安全運転支援システム『レーダーセーフティパッケージ』の標準装備」と「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を標準装備」の2点となる。

Vクラスに安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステムMBUXを標準装備された
Vクラスに安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステムMBUXを標準装備された

 では、標準となった装備について簡単に説明しておこう。

●安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」標準装備

 レーダーセーフティパッケージの装備は次のとおりだ。

・レーダーで先行車を検知することで追突のリスクを低減する「アクティブブレーキアシスト」
・最適な車間距離を自動で維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」
・ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」
・車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」
・危険を察知した際に安全装備の効果を最大限に高める「PRE-SAFE(プレセーフ)」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」

●MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を標準装備

 ダッシュボード中央に10.25インチのワイドスクリーンと、自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載。

 ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応している。

 なお、Vクラス一部改良モデルにも、新車購入から3年間にわたって、一般保証修理、定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品・補充油脂)、24時間ツーリングサポート、地図データ更新がすべて無料で提供される総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が走行距離無制限で適用される。

 そして、3年間のメルセデス・ケア期間中、新車購入販売店が保有するさまざまなシェアカーのなかから、希望モデルを利用できる週末貸出サービス「シェアカー・プラス」を、3回無料で利用可能だ。

 また、メルセデス・ケア終了後も引き続き2年間、一般保証、定期メンテナンスや24時間ツーリングサポートを利用できる有償サービスプログラム「メンテナンス&保証プラス」(総走行距離7万5000kmまでで終了)も用意されており、長く乗り続けるサポート体制は万全である。

* * *

 一部改良されたVクラスの車両価格(消費税込)は次のとおりである。すべて右ハンドルとなり、エンジンは2.2リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボとなる。

・V220d:781万円
・V220dアバンギャルドロング:805万円
・V220dアバンギャルドエクストラロング:831万円

【画像】メルセデス・ベンツが作るプレミアムミニバンとは?(11枚)

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