緊急事態宣言下でもっとも多かったドライブ先はどこ? 外出自粛中のホンネとは
ホンダの純正用品を手掛けるホンダアクセスは、緊急事態宣言下でのカーライフについてインターネット調査をおこないました。いったいどのような結果となったのでしょうか。
緊急事態宣言下でのドライブ先、多かったのは?
2020年の大型連休は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月16日から全国を対象に緊急事態宣言が発令されていたことから、不要不急の外出の自粛が要請されていました。外出自粛自体は法的な拘束力を持たないものであることも注目されました。
緊急事態宣言下でクルマで出かけた人は、生活必需品の買い物をはじめとした必要不可欠なものと、そうではないものを含め、どのような目的を持つ人が多かったのでしょうか。
今回、ホンダの純正用品を手掛けるホンダアクセスによって調査がおこわれました。
調査期間は2020年6月4日から5日の2日間で、自家用車を持っている20歳から69歳までのドライバー1000名(全回答者)に対して、インターネット上で実施されています。
まず、全回答者に、緊急事態宣言下にクルマを運転する機会が増えたか聞いたところ、「増えた」は60.6%、「増えていない」は39.4%となりました。
男女・年代別にみると、クルマを運転する機会が増えた人の割合は、20代男性(79.0%)がもっとも高い結果です。
緊急事態宣言下にクルマを運転する機会が増えた人に、どのような目的でクルマを運転する機会が増えたか複数回答形式で聞いたところ、「生活必需品の買い物」(85.8%)が突出して高くなりました。
生活するうえで最低限必要なものの買い出しのため、クルマを運転した人が多いようです。
以降、「通勤・通学」(22.6%)、「家族の送り迎え」(20.0%)が続きました。
次に、医療機関への通院や、 生活必需品の買い物、 必要不可欠な職場への出勤など、 生活の維持に必要なクルマの利用を除いた「緊急事態宣言下のドライブ」について、全回答者に質問したところ、行かなかったと解答した合計の割合は94.3%にのぼりました。
行かなかったと解答した項目の内訳は、「ドライブに行きたいと思ったが、行かなかった(自粛した)」は40.1%、「ドライブに行きたいと思わなかったし、行かなかった」は54.2%です。
「ドライブに行った(自粛しなかった)」と解答した人は5.7%存在しましたが、ドライブした57人に行き先を聞いたところ「海」(33.3%)がもっとも高く、次いで、「山」(31.6%)、「実家(への帰省)」(26.3%)、「ショッピングモール・アウトレットモール」(21.1%)、「公園」「道の駅」(いずれも14.0%)となりました(複数回答形式)。
ちなみに、「ドライブに行きたいと思ったが、行かなかった(自粛した)」人に、ドライブで行きたかったところを聞いたところ、「ショッピングモール・アウトレットモール」(36.9%)がもっとも高く、次いで、「温泉・スパリゾート」(31.9%)、「海」(24.9%)、「山」(23.2%)、「レストラン・グルメスポット」「道の駅」(いずれも22.4%)となりました(複数回答形式)。
今回の調査をおこなったホンダアクセスは、アンケート結果について、次のようにコメントしています。
「医療機関への通院や、 生活必需品の買い物、 必要不可欠な職場への出勤などを除き、緊急事態宣言下で実際にドライブに行った人はわずかで、 大多数の人はドライブには行かなかったようです。
自粛した人のなかには、ショッピングやグルメ、温泉、自然を楽しむことで、リフレッシュやストレス発散をしたいと感じていた人が多かったのではないでしょうか」
2020年の夏も新型コロナウイルスの感染防止への取り組みが引き続き求められるなか、今後の動向が注目されます。
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