スバル史上最大のランクルサイズSUV 新型「アセント」発表! 3列シートの凄いヤツ

日本にはないアセントって、どんなクルマ?

 アセントのボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×全高1819mmと、スバル史上最大のSUVで、ファミリー層をターゲットとし、2018年に北米市場に投入されました。

 乗車人数は、2列目シートを2人掛けのキャプテンシートとした7人乗車と、2列シートが3人掛けのベンチシートとした8人乗車のふたつのタイプを用意。2列目シートのキャプテンシートは、スバルとして初めて採用されました。

スバル「アセント 2021年モデル」(北米仕様)
スバル「アセント 2021年モデル」(北米仕様)

 搭載されるエンジンは2.4リッター4気筒水平対向直噴ターボエンジンで、小排気量ながら3.5リッターエンジンと同等のスムーズな加速性能を実現。

 最高5000ポンドのトーイング性能により、キャンピングカーやボートのけん引もでき、アクティブな使い方にも対応可能です。

 なお、トランスミッションは、リニアトロニックCVT(8速MTモードのパドルシフト付き)です。

 アセントは「スバルグローバルプラットフォーム」を採用することにより、車体剛性が向上。スムーズで気持ちの良い走行性能が楽しめます。

 さらに、アクティブトルクベクタリングを採用し、優れた旋回性能と危険回避性能を実現しています。

 駆動方式は、「シンメトリカルAWD」を採用し、雪道や泥道などの悪路から、濡れた道、高速道路といったさまざまな路面状況で、安定感のある走りを可能としました。

 さらに、滑りやすい路面などにおいて、エンジン、トランスミッション、ブレーキなどを最適に統合制御して、悪路走破性を高める「X-MODE(エックスモード)」を採用。下り坂で低速を維持する「ヒルディセントコントロール制御」も設定しています。

 2019年の1年間でアセントは8万1958台が販売されました。北米で販売されるスバル車では、「アウトバック」、「フォレスター」、「クロストレック(日本名:XV)」に次ぐ、4位の販売実績を誇っています。

 日本では、ミニバンのかわりとして3列シートSUVの人気が高まっており、アセントが国内で販売されれば需要がありそうですが、現時点では日本導入の予定はないとされています。

【画像】スバル最大の約5m! 3列シートSUV「アセント 2021年モデル」がカッコイイ!

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