韓国ヒュンダイが乗用車で日本再進出を示唆!? 現代ジャパンが公式Twitter開設 なぜ今なのか

日本市場へ再進出するXデーはいつなのか?

 現実的に、ヒュンダイが日本で大きく販売台数を伸ばす可能性は少ないでしょう。せいぜい1000台程度と予想され、2019年に世界で719万台だったヒュンダイグループの新車販売台数に与える影響は極めて軽微なものです。

2020年6月15日に開設されたヒュンダイジャパンの公式Twitterアカウント
2020年6月15日に開設されたヒュンダイジャパンの公式Twitterアカウント

 しかし、もし仮にFCVだけで1000台を販売することができれば、トヨタ「ミライ」やホンダ「クラリティ フューエルセル」を合わせた販売台数が754台しかなかったのですからその衝撃は計り知れません。

 気になるのは、日本市場再進出が正式に発表されるタイミングです。

 もし東京モーターショー2019で発表される予定だったのであれば事前の準備はほぼ終えていると考えられます。

 また、FC EXPO2020で展示されたネッソに、日本のナンバープレートが装着されていたことを考えると、法規対応も済んでいることでしょう。

 となると、あとはマーケティング上の問題です。現在、新型コロナウイルスの影響もあって見通しが立たないところではあります。

 しかし、公式Twitterアカウントが開設されたことで、すでに秒読み体制と思われます。具体的には、2020年8月から9月もしくは新型コロナウイルスの状況次第では7月の発表も現実味を帯びています。

 なお、公式Twitterアカウントでは、「日本のみなさん、こんにちは! Hyundai Japanの公式アカウントです。このアカウントではHyundaiの最新情報をお届けしていきます。」と初投稿。

 続けて、韓国が誇る世界的なアーティスト・防弾少年団(ぼうだんしょうねんだん・BTS)とのコラボキャンペーンを告知するなど、開設から1時間ほどで複数の投稿が見られます。

 今回の公式Twitterアカウント開設について、ヒュンダイ・ジャパンに理由について問い合わせていますが、6月16日11時現在まだ回答がありません。

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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