新ロゴで新生日産のスタート切る! ゴーン時代のハンバーガーマーク19年間で終焉へ
トヨタ新型「ハリアー」は鷹マークからトヨタマークへ
例えば、鷹のマークからトヨタエンブレムに変わった新型「ハリアー」を元の鷹のマークに交換しようとしても、トヨタのエンブレムの後ろ側にレーダーがあるので不可能。
また、レーダー波を精度と感度よく発信&受信しようとしたら、出来るだけ平面が好ましいです。
デコボコしているとさまざまな問題が出てきます。例えばトヨタのエンブレムを見ると、デコボコして見えるけれど平面になっています。

そんななか、日産のエンブレムは極めて立体的なデザインを持っており、これは中村史郎氏が強く拘ったことと、当時のクルマにはレーダーはありませんでした。
アルフォンソ氏によって決められたのが、新型アリアに付いている新しいエンブレムということになります。
特徴は平面的だという点でしょう。このデザインであればフラットな形状にしたってまったく違和感は無いです。
極端なことをいえば、奥行きのないステッカーだって成立します。ハンドルに付けるエンブレムなども安全性を考えたら薄いほうが良いでしょう。
新しいエンブレムは、平面になったと同時に雰囲気も大きく変わりました。現在のデザインは、押し出しを重視した20世紀風ど真ん中でしたが、新世代は少し控えめです。
いっそゴーン体制前のように、フロントのエンブレム無しで成立する個性的なデザインに戻してもよかった気がします。エンブレム無しのデザイン、なかなか難しいです。
日産のエンブレムが新しくなったということは、インフィニティはどうなるのでしょうか。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。



































