「若者の車離れって本当?」 リアルな声で見えた原因と新しい車との付き合い方とは
クルマは「あったら便利だけど、マストじゃない」って本当?
クルマは、最新の技術を取り込みながら性能を進化させてきました。また安全装備の充実などもあって、 以前より高額なプライスが付いているのは事実です。さらに各種税金や保険料、燃料費に駐車場費用など維持費も多くかかります。
そこで最近、注目されはじめているのが「サブスクリプション」と呼ばれるもの。簡単にいえば「サブスクリプションサービスを展開する会社と好きなクルマを契約して、長期間(自分のクルマのように)利用する」制度です。
同じような内容で「カーリース」がありますが、「サブスクリプション」では、保険料や整備費用などがコミコミになっているのがポイント。また期間も1か月単位から選べるようになっているようです。

ほかにも「カーシェアリング」もありますが、こちらは会費制で特定のクルマを共同所有して利用するシステムです。たいていの「カーシェアリング」は燃料費込み、しかも使用した時間(15分単位)ごとの精算なので短期的な利用には最適。
しかし、利用したい期間が被ってしまったり、事前に予約しないといけないなどの不便さもあります。
昔からある「レンタカー」も、以前より低価格路線が定着し安定した需要があります。その名の通り、一定時間(半日や1日ごとなど)クルマをレンタルするものですが、乗りたいクラスは選べても車種は選べないのが残念なポイント。
また必ずしも最新モデルが用意されているとはいえず、燃料代なども自分持ちです。
以上を踏まえると、最近各メーカーが力を入れている「サブスクリプション」は(実際にクルマを購入するのに比べて)比較的手頃にマイカー気分が味わえる賢い選択といえそうです。
何より最新の、自分が乗りたいクルマを好きなときに乗れるのですから、1度試してみる価値はありそうです。
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確かにクルマは、若い世代の人にとって以前ほど魅力的な存在ではなくなっているのかもしれません。限られた大切なお金をほかに使いたい気持ちもわかります。
でも1度クルマを所有すると、その満足度と喜び、単なる移動手段以上の魅力をヒシヒシと感じることができます。ぜひ若い世代の人にこそ、自分にあった購入方法でクルマを所有して、乗ってみていただければと思います。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。











