激レア!! 限定9台のアルファ ロメオ「TZ3ストラダーレ・ザガート」が赤丸急上昇中!

なんと、ベースはダッジ・バイパーだった!

 アルファロメオのファンにとって、Tubolare Zagatoを意味するザガート製の軽量なアルミニウム製ボディを持つ「ジュリアTZ」、そして「ジュリアTZ2」は、特別な存在ともいえるアルファロメオのコレクターズアイテムであるはずだが、創立100周年を記念してTZ3を企画するあたりのセンスは、やはり趣味性に優れている。

「TZ3ストラダーレ・ザガート」のボディデザインは、カロッツェリア・ザガートの原田則彦氏が担当(C)2019 Courtesy of RM Sotheby's
「TZ3ストラダーレ・ザガート」のボディデザインは、カロッツェリア・ザガートの原田則彦氏が担当(C)2019 Courtesy of RM Sotheby's

 ワンオフモデルのTZ3コルサは、マセラティ用のシャシと、同社の4.2リッター版V型8気筒エンジンを使用したモデルだが、TZ3ストラダーレはさらにオンロードでの快適な使用と圧倒的なパフォーマンスを期待して、ベースに当時のダッジ・バイパー「SRT-10ACR」を選択することになった。

 ボディデザインはもちろんカロッツェリア・ザガートの原田則彦氏。一方インテリアデザインは、CoSTUME NATIONALの創始者であるエンニョ・カバサ氏が自らそれをおこなうという豪華なコラボだった。

 長いボンネットフードにテールを垂直に切り落とした、いわゆるコーダトロンカのスタイルは、かつてサーキットで戦ったデイトナ・コブラの姿をも彷彿させるし、そのデザインはいつの時代も魅力的な姿に映るだろう。

 今回のオークションは、ノー・リザーブ。すなわち最低落札価格がないオークションだから、このTZ3ストラダーレも意外にリーズナブルに落札できるかもしれない。

 最高出力で640psを発揮するまさに毒蛇を、操る自信のあるカスタマーは、はたして世界からどれだけ手をあげるだろうか。

 ちなみに現在までの走行距離はわずかに210マイル(約336km)。ドキュメントやボディカバーなどのオプションもすべて揃っているが、ミュージアム所有だっただけに、雨天走行はほとんどなかったと考えるのが自然なところではないだろうか。

 米国では、新車時の実質的な取引価格は70万ドル(当時のレートで約7000万円)だったとされている。

【画像】ザガートとのコラボで実現したアルファ ロメオ「Z3ストラダーレ」の全容とは?(34枚)

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