今なら爆売れ必須!? トヨタ「ハイラックスサーフ」の現代版! 謎の「4ランナー」とは

かつて日本で販売されていたトヨタ「ハイラックスサーフ」。当時は絶大な人気を誇っていましたが、販売低迷の末生産終了となりました。しかし、海外では「4ランナー」と車名を変えて販売され続けていたのです。4ランナーはどのようなクルマなのでしょうか。

かつて絶大な人気を誇った「ハイラックスサーフ」の現代版とは

 かつて日本で発売されていたトヨタ「ハイラックスサーフ」は、日本では2009年に販売終了となりました。しかし、海外では「4ランナー」の車名で現在も販売が続けられています。4ランナーとは、どのようなクルマなのでしょうか。

かつて絶大な人気を誇った「ハイラックスサーフ」の現代版ともいえる「4ランナー」
かつて絶大な人気を誇った「ハイラックスサーフ」の現代版ともいえる「4ランナー」

 4ランナーは、高い車高と大きな車体、堅牢な構造を持つ本格的なオフロード車です。その特徴のひとつに、ラダーフレームを使用した強固なボディがあります。

 国産車では、車体全体がすべての構造を支えるモノコックボディが主流となっていますが、ラダーフレームは、ベースとなるフレームに車体を載せる構造をしています。
 
 この構造は、車体剛性に優れており、ねじれやたわみにも強いとされています。そのため、オフロード車などの本格的な悪路走行を想定したクルマに採用されることが多いのです。

 実際に北米トヨタのWebサイトでは、4ランナーが急な砂利の坂道や、深いたまりをものともせず駆け抜けるシーンが公開され、強靭なボディと走行性能を活かしたオフロードでの活躍をアピールしています。

 また、4ランナーにはTRDの名を冠した「TRDオフロード」というグレードがあります。なかには「4ランナーベンチャースペシャルエディション」という、専用のルーフキャリアを装備したものもラインナップされ、悪路やオフロードを強く意識したクルマであることがわかります。

 4ランナーのサイズは、全長4820mm×全幅1925mm×全高1816mmで、日本で販売されている車種としては「ランドクルーザー」が全長4950mm×全幅1970mm×全高1880mm(一部グレードは1870mm)ですので、かなり大きなサイズであることが伺えます。

 一方で、価格はランドクルーザーよりも安く、現地アメリカのランドクルーザーが8万5415ドル(約914万円)であるのに対し、4ランナーは3万6120ドル(約387万円)からです。

 なお、外観デザインとして、ベンチャースペシャルエディションではボンネットに専用のダクトがあり、専用アルミホイールと、悪路走行も可能な265/70R17タイヤを装備しています。

 装備も、アクティブトラクションコントロール、ヒルスタートアシストコントロール、リアデフロック、そしてエンジンの速度を調整してオフロードでの操縦性を向上させる「CRAWLコントロール」と、あらゆる地形でのグリップを向上させる「マルチテレーンセレクト」を搭載。

 4ランナーは現在、中型SUVとしてアメリカ、カナダ、ペルーなどで販売されています。とくに南米の高地には未舗装の悪路も多いため、4ランナーのようなオフロード車のニーズの高さが伺えます。

【画像】これが現代版ハイラックスサーフ? 4ランナーを見る!(13枚)

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2件のコメント

  1. 日本でも売ってほしい

    • いや、まじで

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