外車が左ハンは古い? なぜ左ハンドル車激減? 右ハンドル化進む理由とは
ちょっと不便な左ハンドルあるある!
輸入車の右ハンドル化が進む一方で、一定数の「左ハンドル派」がいるのも事実です。しかし、日本で左ハンドルを運転する以上は、不便を乗り越えなければいけないことも多いそうです。

左ハンドルオーナーがとくに不便に感じるのは、ドライブスルーや駐車場などの料金所です。ドライブスルーでは注文の際のインターホンで声が届きにくかったり、料金を支払う際に助手席に身を乗り出し店員とやり取りをしなければいけません。
駐車場などの料金所では駐車券を機械に入れ料金を支払わなければいけませんが、手が届かない場合にはクルマから降りなければいけないこともあるそうです。後続車が待っている状況で恥ずかしい思いをしたという声も多くありました。
また、不便というだけでなく、注意しなければいけない点もあります。
例えば、駐車場にクルマを止める際、右ハンドルのクルマはドライバーが降りやすいように、左寄りに駐車する場合がありますが、反対に左ハンドルは右寄りに駐車することがあるため、隣のクルマとのスペースが極端に狭くなる可能性があります。
ひと昔前よりは修理コストが下がったとはいえ、ドアを開ける際にぶつけてしまえば、国産車よりも高い修理代がかかってしまいます。
また、クルマを手放す際の査定にも関係する場合があります。中古車市場においても、運転のしやすい右ハンドルの需要が高くなっているため、人気車種であれば右ハンドルの方が査定金額が高く、左ハンドルの場合は査定が下がってしまう傾向にあるそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。





























