新型コロナのリスクは駐車場やGSにも!? 車移動時にやるべきコロナ感染対策とは

新型コロナの感染予防対策として「3密」を避けることが重要とされていますが、比較的リスクが低いとされるクルマでの移動時にも、駐車場やガソリンスタンド、さらにドライブスルーなどに感染リスクが残されているといいます。ドライバーが気をつけるべき感染症対策とは、いったいどのようなポイントがあるのでしょうか。

ガソリンスタンドやドライブスルーでも注意!? クルマ移動時の感染症対策とは

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が、2020年4月16日より全都道府県へ拡大されました。感染拡大を防止するためには、不要不急の外出及び「3つの密」(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面)が重なる状況を避けるようにすることが必要と、内閣官房より発信されています。

 不要不急の外出は自粛が求められているものの、最低限の医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出しなどの際には、公共交通機関を利用せず、ひとりでクルマ移動することも、密接を避けるうえで、感染防止の効果があります。

 しかし、これまで通りのカーライフには、じつは感染のリスクが潜んでいます。どのような点に注意すべきなのでしょうか。

新型コロナ対策でドライバーが注意したいポイントとは
新型コロナ対策でドライバーが注意したいポイントとは

 まず、ガソリンスタンドを利用する際の注意点です。コンビニなどでは、店員との間に飛沫などを防止する透明のカーテンなどの設置が広まっています。

 一方、ガソリンスタンドの給油機は密閉空間ではなく屋外にあるため、感染リスクは低い場所ですが、フルサービスのガソリンスタンドの場合、給油スタッフとのやり取りの際に距離が近くなる場合もあります。

 そのため、スタッフとの密接を防ぐためには、今まで通り窓を全開にするのではなく、なるべく窓を最低限だけ開けて、支払いなどを行うように心がけると良いかと思います。

 セルフ式のガソリンスタンドでは、スタッフとのやり取りはないことがほとんどですが、給油のノズル、静電気防止のタッチパネル、注文用の液晶パネルなど不特定多数のドライバーが触れる場所があります。

 そのため、給油後は施設内のトイレなどで石鹸を使って充分に手洗いするか、事前に「手指消毒用アルコール」を準備し、それを使用してから乗車するようにしましょう。また、セルフの空気入れを利用したり、洗車機の注文機を利用する際も同様に注意すると良いでしょう。

 次に、スーパーを利用する際注意したいことを見ていきます。

 スーパーでは、出入口に「手指消毒用アルコール」が置かれている店舗が多いため、不特定多数が触れるレジカゴ利用後に手を消毒することで比較的安心して利用することができます。

 ただ、カートを押して駐車場に移動して、クルマに荷物を載せる際などには、手指消毒前にリモコンキーのスイッチ、ドアノブなどに触れることもあるので、カートを戻してから、乗車する前に触ったところを消毒しておくとより安心です。

 またスーパーに限らず、病院などをはじめ施設に備え付けられた駐車場を利用することは少なくありません。密閉空間ではないため、リスクは低く感じられます。しかし、盲点となるのは駐車場で駐車チケットの受け渡しをするタイミングです。

 日頃から、駐車チケットをとりあえず口にくわえて、クルマを移動してしまうドライバーの場合、唾液がチケットに付着してしまい、店員さんや立体駐車場の係員さんなどに感染させてしまう恐れがあります。

 また、店員から手渡しで駐車サービスの承認印を押してもらう際に、ウイルスが付着してしまった場合などに、ドライバーが感染するリスクがあります。

 最近では、駐車券の発行機に“駐車チケットを口にくわえないでください”と掲示されている駐車場も見かけることもあり、口にくわえないということは忘れず心がけたいものです。

 併せて、不特定多数のドライバーが触れる精算機のタッチパネルやスイッチなどに触った後も、すぐに「手指消毒用アルコール」で消毒できる準備をしておくと良いかもしれません。

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