販売現場の悲痛 3月新車は例年並みでも コロナで先が見えない市場
軽自動車にもコロナ禍の影響あった?
普通車にも徐々にコロナ禍の影響が出始めているといえますが、軽自動車はどうなのでしょうか。
同じ3月の販売台数は、2019年は、1位ホンダ「N-BOX(2万6418台)」、2位スズキ「スペーシア(1万7370台)」、ダイハツ「タント(1万8525台)」、3位、4位ダイハツ「ムーヴ(1万5978台)」、5位日産「デイズ(1万5851台)」という結果でした。
2020年が1位ホンダ「N-BOX(2万2078)」、2位ダイハツ「タント(1万7370台)」、3位スズキ「スペーシア(1万6077台)」、4位ダイハツ「ムーヴ(1万4023台)」、5位日産「デイズ(1万1612台)」となります。
前年との比較では、タントとスペーシアの順位が入れ替わっています。これは、2020年7月にタントがフルモデルチェンジしたことが要因として考えられます。
また、デイズは、2020年3月にスーパーハイトワゴンの「デイズルークス」が「ルークス」にフルモデルチェンジしており、販売ランキングではこれまで同一車種としてカウントされていたルークスが単体の車種へのカウント変更されていることから、デイズ自体の3月の台数はほかの単月より増加しているといえます。
これらを加味すると、3月の販売台数上ではN-BOX以外で大きな変化は見られません。なぜ、N-BOXだけ約4000台の差が出たのでしょうか。
ホンダの販売店スタッフは、次のように話します。
「N-BOXはお陰様で概ね好調です。直近では、新型フィットが発売されたこともあり、販売側としてもフィットに力を入れていたこともあり、そのあたりがN-BOXの台数に多少の影響が出たのかもしれません。
ただし、価格帯は似ているとはいえ、軽自動車と小型車ではニーズが違うこともあり、そこまで両車の販売に影響はないと思われます。
コロナの影響は、3月後半から自粛要請もあって来店数は減っているかとは思いますが、新型フィットが注目されていることや、その流れでN-BOXにも興味を持たれるお客さまもおりますので、問い合せはきております。
しかし、商談自体が5月にずれ込む可能性もあるので、4月単体での販売台数は大幅に減るのではないでしょうか」
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先行きが見えない新車市場ですが、2020年はさまざまな新型モデルが登場することが予想されています。
トヨタは「ハリアー」や「ランドクルーザー」、日産は「キックス」や「ノート」、スバルは「レヴォーグ」、ダイハツは「タフト」など、人気の軽自動車からコンパクトカー、SUVまで話題のモデルの登場が控えています。
コロナ禍が長引けば、これらの販売時期にも影響が出てくるかもしれません。
基本は車離れの現実を逃避しつづけて新車を半額で乗れます?みたいなアホな乗り出し方させた限界が来ただけで当たり前にコロナなんて関係無いね
自分等が好きでも無い商品を国の政を追い風にゴリ押ししてきた薬の効果が切れただけ