他県民はビックリ!? 自分勝手が多い都道府県は? ご当地交通ルールが存在する理由
まだまだ存在!? 「名無し当地ルール」とは…
名前の付いているご当地ルールがあるように、「名前がないご当地ルール」というものも存在するようです。

北海道から東京へ上京してきた会社員の男性は、北海道で見られたご当地ルールについて、以下のように話しています。
「高速道路で追い越し車線を走っている際に、後ろから来た車が右ウィンカーを出しっぱなしにして近づいてくることがあります。これは『煽っている』わけではなくて、『自分は追い越し車線を走りたいだけ』という意思表示らしいのです」
また、茨城県で会社員として働く男性は、茨城県のご当地ルールについて以下のように話します。
「夜中だと、信号に間に合うか間に合わないかという微妙なタイミングの際に、ヘッドライトを消して加速するクルマが時々います。自分も最初はどうしてそんなことをするのかわからなかったのですが、知っている人に聞いたら『信号無視対策』でした。
茨城は関東平野なので、広くて、高低差がなく、見通しが良いところも多いのです。なので、夜だと遠くからでも『あの信号は赤だ』とか、『いま信号無視したよな?』というのが見えるのですよね。それを避けるためなのだと思います」
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ご当地ルールには、相手への思いやりから発生したものもあれば、そうではないものもあります。
道路交通法の枠の外にある独自のルールは、互いに理解している人にとっては便利なものですが、それを知らない人にとっては危険なルールにもなってしまいます。
クルマで慣れない場所に行く際には、地域のルールを理解することで身を守れるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














