バッテリー上がりやパンクなど車のトラブル発生! 車内に備えておきたい便利グッズとは?
バッテリー上がりやスリップ、脱輪など、クルマのトラブルはいつ発生するかわかりません。そこで、万が一のトラブルの際に、クルマに備えておくと便利なものを紹介します。
急なクルマのトラブルにどう対処する?
バッテリー上がりやスリップ、脱輪など、クルマにまつわるトラブルはいつ発生するのか予測ができないものです。
ロードサービスを展開する日本自動車連盟(JAF)の救援要請でもっとも多いのは、「バッテリー上がり」で全体の1/3以上。ほかにも「タイヤのパンク」や「キー閉じこみ」などの要請が、多く寄せられるとされています。
JAFはトラブルの際に駆けつけてくれますが、救援要請が多いときや人里離れた場所でのトラブルなど、状況によっては救援まで数時間はその場で待つことも多いことから、自分で対処できるグッズを備えておくとよいでしょう。
万が一のクルマのトラブルの際、どのようなものを常備すればよいのでしょうか。
常備しておきたいものとして、もっともおすすめなのが「ジャンプスターター」です。
ジャンプスターターは、スマホやPC用のモバイルバッテリーより若干大きい程度のサイズ、重さでありながら、これ1台でバッテリー上がりが解決できる優れものです。
日頃からエアコンやナビなどで酷使しているバッテリーは、「オルタネーター」と呼ばれる発電機が搭載されており、走行することでオルタネーターも稼働しバッテリーに蓄電することができます。
しかし渋滞や駐車場内など、アイドリング状態でいるとオルタネーターは発電されず、一気にバッテリーの蓄電が減ってしまい、出先で急にバッテリーが上がってしまうこともあります。
バッテリーが上がったときの対応として、これまでは稼働しているほかのクルマのバッテリーとブースターケーブルをつなぎ、エンジンを始動させるのが一般的です。
これはバッテリー上がりの対処法として間違いないのですが、ブースターケーブルをつながらせてくれる人やクルマがそばにいないこともあり、そうなるとロードサービスを呼んで救援を待つしかありません。
そういうときにジャンプスターターがあれば、モバイルバッテリーサイズで、付属品の専用ブースターケーブルをつなぐだけで、ほかのクルマの協力がなくてもエンジンが始動できます。
本体への充電を繰り返しおこなうことが可能で、さらにUSBポートとLEDライトが付いているものもあり、まさにエマージェンシー用としては最適な1台です。
1回のフル充電で約20回までエンジンスタートに使用できるタフさも持ち合わせており、モバイルバッテリーとして、スマホやタブレットの充電が可能なものもあります。
価格は5000円前後と比較的リーズナブルで、ロードサービス非会員の場合の出張費を支払うよりも安く、クルマに常備していると心強いアイテムだといえます。
なお、ジャンプスターターは始動時のバッテリー補助のため、電気自動車には使用できません。
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