600万円の差も!? 高級「アルファード」と人気「シエンタ」 異なる個性でも人気な理由
一番安い「シエンタ」と一番高い「アルファード」の約600万円の違いとは?
シエンタの一番低価格なグレードは、ガソリン車の「FUNBASE X(180万9500円)」に対して、アルファードの一番高価格なグレードは、ハイブリッド車の「HYBRID Executive Lounge S(775万2000円)」となり、その差は約600万円です。
ボディサイズは、コンパクトミニバンとラージサイズミニバンと基本が異なるので比較せず、走行面・安全面・快適面などの部分で違いでは、どのような差があるのでしょうか。
シエンタのFUNBASE Xグレード(以下、シエンタ)は、1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載し、JC08モード燃費は20.2km/L。一方のアルファードのHYBRID Executive Lounge S(以下、アルファード)は、2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターとなり、JC08モード燃費は18.4km/Lです。
タイヤサイズは、シエンタが185/60R15、アルファードは225/60R17パーキングブレーキは、シエンタが足踏み式なのに対して、アルファードは電動式を採用しているほか、ブレーキホールド機能も標準装備。
安全面において、シエンタは2列/3列やガソリン/ハイブリッド問わず、一番下の「FUNBASE X/X」グレードには、トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」がメーカーオプションとなっています。
それ以外のグレードには、標準装備されていますが、アルファードに採用されるトヨタセーフティセンスとは、機能内容が異なるのです。
代表的な機能として、「プリクラッシュセーフティ」ではレーザーレーダー+単眼カメラ方式を採用するのは同じものの、検知範囲が「歩行者[昼]」のシエンタに対して、アルファードは「歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]」と大きく異なります。
快適面では、ミニバンの代表的な装備といえるスライドドアがシエンタの「FUNBASE X/X」グレードでは助手席側のみが電動となり、アルファードは両側電動スライドドアです。
また、テールゲート(バックドア)はシエンタは手動式ですが、アルファードは電動式となるほか、それ以外にもアルファードには、シエンタに設定がない安全・快適機能が多数存在します。
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同じトヨタのミニバンですが、シエンタとアルファードにはさまざまな異なる部分が存在します。ユーザーのニーズによって売れる車種は異なってきますが、この2台は多様化するニーズを上手く捉えているのかもしれません。
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