同じ「プリウス」でも100万円も違う? 中古車市場に起こる異変とは
近年の中古車市場では、価格の基準に異変が起きているようです。どのような異変が起きているのでしょうか。
近年の中古車は、年式重視傾向?
中古車選びの二大ポイントは「年式」と「走行距離」といわれており、予算を考えながら落とし所を見つけるのが一般的ですが、近年の中古車市場ではそのバランスに異変が起きているようです。
中古車の購入を検討すると、同等の条件でも数十万円以上の価格差があります。より高年式で低走行車が理想ではあるものの、予算も考慮して車両を探すというユーザーが多く、何を重要視するかによって優先度は異なります。
しかし、近年の中古車市場では、全体的に年式を優先する傾向にあるといいます。とくにハイブリッド車や電気自動車においては、その傾向が顕著なようです。
その背景について、中古車販売店スタッフに話を聞きました。
「ひと昔前と比べると、年式を重視されるユーザーは増えている印象です。その理由は『安全装備』と『電気系統パーツ』にあると考えられます。
安全装備は、もちろんオプション設定の差はありますが、最新車種ほど多機能・高性能という傾向があります。モデルが1世代異なるだけで、標準装備されている安全装備の数が倍近く違う車種もあります。また、衝突被害軽減ブレーキなどは、新しいほど搭載されているセンサーも進化していることから、高年式車が人気になる傾向があります。
また、電気系統パーツの普及も関係しているのではないでしょうか。電気パーツは個人でのメンテナンスが難しいため、経年劣化する一方です。もちろん走行距離によっても消耗はしますが、年式が新しければ耐久性が高いといわれています」
単純に「新しい」ということが、中古車においてアドバンテージとなっているようです。トヨタ「プリウス」の場合、現行の4代目モデルは2018年12月17日のマイナーチェンジによって、衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense」が全車標準装備となりましたが、それ以前のモデルではグレードによって搭載される仕様は異なります。
また、電気系統の故障は整備工場でもパーツの用意が少ないようで、交換せざるを得ないケースがほとんどとのことです。
なお、年式による価格差は数十万円に留まらず、状態によって100万円ほど変わる場合もあるようです。前述とは別の中古車販売店スタッフは以下のように話します。
「プリウスであれば2015年式の走行距離7万キロと、2009年式の走行距離4万キロで100万円近い価格差がありました。もちろん、2015年式の方がグレードもオプション装備も充実していましたが、走行距離が3万キロも違えばここまでの価格幅にはなりづらいです。昔のクルマはこれほど年式重視ではなかったので、時代が変わっているなと感じています」
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年式重視の要因には、ハイブリッド車に使用されているバッテリーも関係しています。例えば、プリウスのバッテリーは「新車から5年間又は10万キロ走行時点のいずれか早い方」がメーカー保証期間となっており、どちらかが超えてしまうと保障の対象外となってしまうようです。
5年で10万キロであれば、1年で2万キロを走行することになるため、一般的には走行距離よりも5年経過が先にくることが想定されます。そのため、保証期間が長く残っている高年式のクルマほど、より高価格に設定されているようです。
年式が新しければ耐久性に優れる?
こーいうのを嘘というのです。
ボデー剛性という車にとって大切な要を売り文句にしたところで何処の剛性か?を誰も語らない?語れないのは当たり前で、それは乗り換え需要を見越して旧型より耐久性欠く車を生産してるからですね。
セルシオより明らかに劣るLSはバルブスプリングのリコールやステアリングセンターの誤作動など旧型では考えられない過ちを措かしたのです。
転載されたYahooニュースで書かれていたコメントがすべてを物語っている。
>ガリバーに修復歴の話を聞いてる時点で信憑性に欠ける
これに限る・・・