レジャー用途だけでなく非常時にも注目!? 災害にも威力を発揮するキャンピングカー3選
三菱ディーラーがつくるオリジナルの三菱車キャンピングカー
続いて紹介するのは、三菱デリカD:5とアウトランダーPHEVをベースにしたキャンピングカーで、出展したのは西尾張三菱自動車販売です。
愛知県一宮市にある三菱のディーラーなのですが、これまでも三菱車のオリジナルキャンピングカーを数多く手がけており、キャンピングカーの製作で高い評価を得ています。
●ソーラーパネルを装備したデリカD:5ベースのポップアップルーフ車
「デリカD:POP」いずれもルーフに大人2名が余裕で就寝できるポップアップルーフを備えているのですが、デリカD:POPはルーフに144Wのソーラーパネルを搭載しています。
もちろんサブバッテリーを搭載し、家電も使用できるように1500Wのインバーターまで装備。
車内でも前席が回転対座になっており、くつろぐ時に便利な仕様になっています。こうした装備はポップアップルーフ以外、いずれもオプションで選べるようになっているのですが、居住スペースの広さに加えてソーラーパネルを活用した電源システムを兼ね備えていることで、アウトドアユースはもちろん、万が一の災害時にも頼もしいモデルになっております。
●アウトランダーPHEVベースだから「移動可能な非常用電源」としてもOK
「アウトランダーPHEV E:POP」は、ポップアップルーフにソーラーパネルは備えていないのですが、ベースとなったモデルはプラグインハイブリッドという外部から電気を充電できる機構を備えたハイブリッド車です。
1500Wもの出力を備えているほか、大容量のリチウムイオン電池搭載していることで、一般家庭で使う電力の最大約10日分もの電力を蓄えることができます。
専用の変換設備が必要であることや、エンジンでの発電を組み合わせることで可能になるのですが、ある意味では「移動可能な非常用電源」という捉え方もできます。
同モデルの販売担当は「やはり家庭用の製品がストレスなく使えることに関心を持っていただいております。展示でも車中泊を想定して、電気毛布を敷いておりますが、もちろんこれは夜間ずっと使用していても平気です」とコメントしています。
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