年末年始はJAFの出動要請が急増! トラブルを防ぐお出かけ前の要チェックポイントとは?

帰省などでクルマの使用が増える年末年始は、JAFの出動要請も例年増加しています。そこでJAFは、お出かけ前に必ずチェックしてほしいポイントを公開しました。

年末年始のJAFの救援出動はおよそ11秒に1件

 帰省などでクルマを使用することが増える年末年始は、JAFへの出動要請も一気に増加します。昨年の年末年始期間(2018年12月29日から2019年1月6日まで)にJAFが出動した件数は、7万2293件。約11秒に1件の割合で、救援要請を受けました。

 そこでJAFは、クルマでのお出かけ前にチェックしてほしいポイントを発表。事前に万全の準備をすることで、トラブルの防止を呼び掛けています。

救援要請にかけつけるJAFのレッカー車
救援要請にかけつけるJAFのレッカー車

 年末年始のJAFへの救援要請で一番多い原因は、「バッテリー上がり」です。

 バッテリー上がりは、ライトの消し忘れや電装品の過剰使用などが原因で発生することが多いため、エンジンがかからなくなる前に、自動車販売店などでの早めの点検をおすすめします。

 また、二番目に多いのが「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」です。

 タイヤの空気圧が適正でないと、 パンクやバースト(破裂)の危険性が高まるだけでなく燃費も悪くなるので、事前にチェックしておいてください。

さらに、降雪地ではタイヤチェーンなどの事前準備が必須です。スタッドレスタイヤでも、 トレッド面が50%磨耗してしまうと冬用として使用できないので、事前にチェックしておきましょう。

「燃料切れ」や「燃料凍結」にも注意が必要です。

 高速道路ではガソリンスタンドまでの距離が遠く、燃料切れになることもあります。そのため、長距離ドライブの際は早めに給油してください。

 ほかにも、温暖な地域で給油したクルマを気温が低いスキー場などに長時間駐車した際など、 燃料が凍結してエンジンがかからなくなることがあります。

 出かける先が寒冷地の場合は、駐車前に現地で寒冷地用の軽油を給油することが大切です。(ガソリンは凍結しません)

※ ※ ※

 年末年始は、普段はあまりクルマを利用しないという人もクルマで移動するというケースが増加するため、どうしてもトラブルが多くなってしまいます。

 しかしクルマでのトラブルは渋滞を巻き起こすだけでなく、交通事故などのさまざまな危険を誘発しかねません。無事に新年を迎えるためにも、クルマでのお出かけ前は万全の準備を心がけてください。

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