トヨタのSUVはなぜランキング上位を独占できた? 三車三様に持つ魅力とは
トヨタのSUV「ライズ」「C-HR」「RAV4」は、2019年11月に国内のSUV販売ランキングでトップ3を独占する人気ぶりを見せています。それぞれの車種の魅力は、どのようなものなのでしょうか。
「ライズ」の登場でトヨタのSUVの人気は確実となった?
2019年11月の国産SUV市場において、販売台数上位を占めているモデルは「ライズ」「C-HR」「RAV4」の3車種で、いずれもトヨタ車です。
トヨタのSUVが販売好調となっているいま、それぞれのモデルにはどのような違いがあるのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会が発表する2019年11月の登録車販売ランキングにおいて、SUVの販売首位となったのはライズです。
ライズは2019年11月5日に発売されたモデルで、同日に発売されたダイハツ「ロッキー」のOEMモデルとなります。
SUVで2位を獲得したのはC-HRで、このモデルも2019年10月18日にマイナーチェンジを受けたばかりです。登場自体は2016年で、発売から約3年が経った後におこなわれた初のマイナーチェンジでした。
3位を獲得したRAV4は、2019年4月10日に発売されたモデルで、この3台のなかではもっとも車格が上のクルマです。
RAV4は2019年上半期(4月から9月)においては国内でもっとも販売台数の多いSUVとなったほか、2019年12月6日には第40回2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーとなり、「今年を象徴する1台」の称号も獲得しました。
販売好調なトヨタのSUV3台は、それぞれどのような違いがあるのか、比較します。
ライズのボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと、国産コンパクトカーの売れ筋モデルに近い全長4m級のコンパクトボディが特徴です。
そして、C-HRは全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm、そしてRAV4は全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mmと、3モデルの全長は約300mmずつ大きくなる関係にあるといえます。
また、全高においてはC-HRが唯一1550mmで、機械式立体駐車場の高さ制限が「1550mm以下」の場合も入庫できるのが特徴です。
外観においては、ライズとRAV4が角張った面が強調されたデザインとなっている一方、C-HRは曲面が多用されていることも違いとして挙げられます。しかし、3台ともツリ目のヘッドライトが採用されており、精悍な印象を与えている点は共通しているといえるでしょう。
なお、ライズのデザインは開発をおこなったダイハツが担当していますが、トヨタのSUVラインナップの1台として違和感のない外観を実現している点は、特筆すべき点といえるでしょう。
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