ホンダが軽トラ40年超の歴史に幕 軽販売好調もトラックは2021年に生産終了で撤退へ

日本の新車市場の約4割を軽自動車が占めるなか、とくに販売首位の「N-BOX」をはじめとしたホンダの軽自動車は、とくに売れ行きが好調です。そんななかホンダの軽自動車ラインナップのなかに2021年で生産を終了するクルマがあるというのですが、いったいどのモデルなのでしょうか。

ホンダ初の4輪「T360」後継消える

 現在、日本の新車登録台数の約4割は軽自動車という状況です。そのなかでもホンダ「N-BOX」の人気は留まることを知らず、2019年4月から9月の販売台数は2位以下を大きく引き離す13万6047台を記録しています。

 そんななか、2021年で生産終了するホンダの軽自動車があるのですが、いったいどんなモデルなのでしょうか。

2021年6月に生産終了する「アクティ・トラック」(写真は特別仕様車 TOWN・スピリットカラースタイル)
2021年6月に生産終了する「アクティ・トラック」(写真は特別仕様車 TOWN・スピリットカラースタイル)

 2021年6月で生産終了するモデルは、1977年に登場した軽トラック「アクティ・トラック」です。このクルマは、ホンダ初の4輪モデル「T360」や、1967年に発売された「TN360」の後継モデルにあたる軽トラックでもあります。

 ちなみにバンタイプの「アクティ・バン」は2018年に生産終了していますが、後継モデルの「N-VAN」が発売中です。しかし、アクティ・トラックの後継モデルは存在しません。

 つまり、アクティ・トラックの生産終了はホンダの軽トラック市場からの撤退を意味しています。

 生産は、ホンダの軽スポーツ「S660」も造られる、世界でも数少ないミッドシップ専用工場「ホンダオートボディー(旧・八千代工業)四日市製作所」でおこなわれていますが、生産終了後はどのように活用されるのか、そのあたりも気になる所です。

 直近の軽トラック販売台数ランキングを見ると、2019年4月から9月の販売台数は、ダイハツ「ハイゼットトラック」、スズキ「キャリイ」に続く3位ですが、1位・2位とは大きく引き離されているうえに、ハイゼットはトヨタ/スバル、キャリイは日産/マツダ/三菱にOEM供給されており、それらを合算させると、競合車との差は歴然といえます。

 あるホンダ関係者によると「生産終了の理由は収益性が望めないため」だといいますが、ビジネスのためとはいえホンダ4輪の原点を継承するモデルが無くなるのは残念です。

【画像】ホンダ「アクティ・トラック」が生産終了… 歴代モデルを写真で見る(23枚)

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コメント

3件のコメント

  1. 車自体の話や収益性ではなく、ホンダの営業や町の販売店に「働く人たちに」売ろうという気がないのでは? 我が家の周りの○○モータースといわれるの販売店(兼修理・板金)にホンダの看板ないですもん。データを確認したら、ハイゼットのほうがキャリーの1.5倍売れているのは正直予想外。
    「TOWN・スピリットカラースタイル」を月に20台?GT-Rやセンチュリーの月間国内登録台数の半分だ!!

  2. ホンダの軽トラは、走らせて見ないと分からない安定さがある。
    エンジンをミッドシップに搭載しているので、安定性が他社の軽トラと比較して荷物を積んもステアリングが安定している。
    スバるのサンバーもしかり。
    エンジンが後方、足回りが四輪独立。
    これも、荷物を積んだ時の安定性に寄与している。
    大半の軽トラはフロントシートの下にエンジンが有ってシャフトで後輪を駆動している以上、空荷時と荷物搭載時のハンドリングが変わるし、悪路での操作性が違う。
    出来ることなら生産を継続して貰いたいものだ。

  3. ホンダの軽トラは、走らせて見ないと分からない安定さがある。
    エンジンをミッドシップに搭載しているので、安定性が他社の軽トラと比較して荷物を積んもステアリングが安定している。
    スバるのサンバーもしかり。
    エンジンが後方、足回りが四輪独立。
    これも、荷物を積んだ時の安定性に寄与している。
    大半の軽トラはフロントシートの下にエンジンが有ってシャフトで後輪を駆動している以上、空荷時と荷物搭載時のハンドリングが変わるし、悪路での操作性が違う。
    出来ることなら生産を継続して貰いたいものだ。