かつては迷車珍車が溢れていた!? ユニークすぎる軽自動車5選
激レアな軽オープンカーとは!?
●ダイハツ「リーザスパイダー」
1986年に発売されたダイハツ「リーザ」は、軽セダンの「ミラ」をベースとしてスペシャリティカーで、「プライベート感覚」や「ファッション感覚」など「感性」を重視するコンセプトで開発されました。
その「リーザ」の屋根をバッサリ切り取り、2シーターのソフトトップオープンにしてしまったのが、この「リーザスパイダー」で、1991年に登場。
見た目にも無理やり感が否めないスタイルですが、当時はまだバブル景気ということもあり、企画にGOサインが出たのでしょう。
エンジンは64馬力の3気筒ターボのみで、これはオープン化にともなってボディ強度と剛性確保のためにシャシ各部に補強部材を追加した結果、重量が増えたための措置でした。
発売が11月とオープンカーのハイシーズンは終わっていましたが、好景気だったのであまり気にしていなかったのかもしれません。
価格は145万3000円(5速MT)からとかなり高額で、販売面ではまったく振るわなかったため、いまではレア度が相当高いモデルです。
●スバル「ヴィヴィオT-TOP」
いまでは軽自動車の生産から撤退してしまったスバルですが、「スバル360」に代表される数々の名車を世に送り出してきました。
この「ヴィヴィオ」も660ccながら直列4気筒エンジンを採用し、スーパーチャージャーを装着した4WDモデルがあるなど、モータースポーツでも活躍しています。
さまざまなバリエーションが用意された「ヴィヴィオ」でしたが、なかでも異色だったのが、1993年に発売された「ヴィヴィオT-TOP」で、屋根部分が取り外せる「タルガトップ」と、電動格納式リアウィンドウにより、全部で5パターンのスタイルが楽しめるオープンカーでした。
スタイルはトランクが独立したセダンタイプですが、ミニマムなリアシートがある4人乗りです。
限定車として販売されましたが、これもかなりのレア車です。
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いまの軽自動車市場では各メーカーの競争が激化しているので、デザインなどで思い切った冒険が出来ない状況となっています。
薄利多売が原則の軽自動車では仕方のないことだという面は理解できますが、画一化するだけでなく遊び心も欲しいところです。
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