大ヒットから10年 トヨタは3代目「プリウス」の大量の使用済バッテリーをどう処理するのか?

トヨタは「プリウス」や「アクア」など、ハイブリッド車のラインナップが豊富ですが、一方で新たな問題として浮上するのが、使用済み駆動用バッテリーの処理です。トヨタはどう対応するのでしょうか。

ハイブリッドカーのパイオニア「プリウス」の駆動用バッテリーの寿命は何年?

 売れ筋モデルの「プリウス」や「アクア」など、トヨタ車はハイブリッド専用車を含めて、ハイブリッド車のラインナップが豊富です。

 そして、トヨタハイブリッド車の販売台数は増加し続けていて、2019年6月のトヨタ発表では2025年頃にハイブリッド車とプラグインハイブリッド車の販売台数は1年間で450万台以上まで拡大すると予測しています。

 一方で、ハイブリッド車ならではの大きな課題も浮き彫りになってきたというのですが、それは一体なんでしょうか。

トヨタ・プリウス の中古車をさがす

トヨタ3代目「プリウス」
トヨタ3代目「プリウス」

 世界で初めて大量生産されたハイブリッド車は、1997年のトヨタ初代「プリウス」です。それから20年経った2017年には、トヨタハイブリッド車の累積販売台数は世界で1000万台を突破しています。

 そして、現在(2019年)から10年前に発売された3代目プリウスは歴代モデルのなかでも大ヒットを記録。2009年5月の発売後1か月で約18万台を受注し、その後も販売ランキング1位を継続して獲得するなど、とくに販売が好調なモデルでした。

 一方、ハイブリッドカーならではの課題も浮き彫りとなっています。それは、ハイブリッド機構に電力を供給する「駆動用バッテリー」の寿命の問題です。

 3代目プリウスまでは、全モデルでニッケル水素電池を使用し、4代目からは一部グレードでリチウムイオン電池を採用しています。

 トヨタのメーカー保証マニュアルでは「新車から5年間または10万km走行時点のいずれかの早い方まで」、保証期間内で保証の条件に当てはまる場合の無料保証修理の項目に、ハイブリッド車の駆動用バッテリー(メインバッテリー)が含まれています。

 ただし、これは「駆動用バッテリーの寿命が5年または10万km」を意味するわけではありません。使用状態やメインテナンス状況によって駆動用バッテリーの劣化の度合いは異なります。

 プリウスユーザーのなかには、10万kmを超えて駆動用バッテリーを交換しない人も多くいる一方で、10数万km走行した時点で新車時と比べて燃費が若干下がったことを気にして駆動用バッテリーを交換する人もいます。

トヨタ・プリウス の中古車をさがす

トヨタ・プリウスα の中古車をさがす

初代は時代を先取りすぎた!? 初代プリウス誕生前に登場した"祖先"の写真などをチェック(36枚)

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

画像ギャラリー

1 2

最新記事

コメント

20件のコメント

  1. 中に入っている鉱物の量が分かっているだけに、リスクが小さい都市鉱山です。

  2. リビルト は誤りで リビルドrebuild が正しいです。

    • このたびはご指摘いただき、誠にありがとうございます。
      一部修正いたしました。

    • では、免れるはまぬかれる、アボカドはアボカドではないといけないのですね。皆が一般的に解釈できる内容、かつ本文内容において多大なる損失が発生しないにも関わらずにいちいち挙げ足を取るのは大変不躾な行為です。編集部のかたへ、いちいちめんどくさいクレーマー処理、大変ご苦労様でございます。

    • 出版業であるならば正しい言葉、正しい日本語を用いるのは最低限の責務です。

    • 再組立した、完了形なので、rebuilt、で正解ですね。
      編集さんの申し訳ありません、は、
      当てこすりでは?

    • 日本語ならどっちでもいい。理解が変わるわけではない。
      行為のことを言っているのか(リビルド)、その行為の結果としての部品(リビルトパーツ)を言っているのかで変わる。商売用に部品を入れる箱なんかに英語表記する場合は少し注意してください。
      お節介覚悟で
      rebuild
      1.rebuildは他動詞で、主語は自動車メーカーで、目的が部品です。
        Toyota rebuilds batteries. トヨタは電池をリビルドする
      2.主語を電池とすれば、受動態となり
        Batteries are rebuilt    電池がリビルドされる
       rebuilt は rebuild は過去分詞(受動形)です。(スペルは完了形と同じで用法の違いだけ)
      3.過去分詞を形容詞のように使って
        A rebuilt battery リビルドされた電池

      reuse は
      動詞なら リユーズ
      名詞なら リユース  (スペルは同じ)ただ、再使用部品という意味だけ。形容詞的には使わないと思う。
      リユーズはリビルドと違い、車から単に外した部品でほとんど手を付けず、別の車に使用された瞬間に再使用部品になる。
      よって、交換用に使用される前の箱の中にある中古部品は、
      a reusable battery (再使用可能な電池)
      と言うらしい

    • 所詮、英語を日本人の耳を頼りにカタカナにしているだけ。正解は難しいでしょう。

  3. リーフも コンプレッサーを積んでいる。 冷やすだけじゃなくて 熱も出る。

  4. 近頃ではこんな文章でも及第なんでしょうか?
    もしかすると何を指摘されているの理解できないのかもしれません。だとしたら悲しいですね。

    プリウスユーザーのなかには、10万kmを超えて駆動用バッテリーを交換しない人も多くいる一方で、10数万km走行した時点で新車時と比べて燃費が若干下がったことを気にして駆動用バッテリーを交換する人もいます。

  5. プリウス乗りですが、掲載写真見てると
    4代目のプリウスはテールランプが泣き顔のカッコ悪いやつで、現行は5代目と認識していたけど違いますか?

  6. バイトのライターに1500円くらいで書かせた記事を、きちんとリライトして掲載する能力が今後も求められるでしょう。

  7. リビルドは初耳ですね
    本当に【くるまや】さんですか?
    昔から「リビルト」と言っていましたけど。

  8. 9万キロ走らずにバッテリー劣化でハイブリッドシステム異常で交換。
    そこから10万キロ走らず2度目の交換。
    仮に次2万キロで故障しても補償は1年との正式回答。
    20万しようが30万しようがただの部品だそうです。

  9. 文章の書き方注意している方がいらっしゃるが《正にその通り》 この短い記事の中に何度『トヨタ』の文字が・・Sponsored by Toyota が明らか(笑) と、言う前に小学生の作文の域を出ていない。 内容的にも日産の前文と同じ・・EVの方が消耗激しいのかリサイクル一歩先に行かれている感じ 一つ知りたいのは初期のリーフはラミネート型の専用電池だがNECと手を切り新型はどうなんだろう そしてトヨタも、両者ともテスラのモノとは違うだろうし 全固体に切り替わった時真価が問われる。

  10. 結局、消費者として何年か後には電池交換時や購入時の補助金なんかが無くなって高い車を買う事になるんですね

  11. 結局、消費者として何年か後には電池交換時や購入時の補助金なんかが無くなって高い車を買う事になるんですね

  12. うちの30型プリウスさんの記事ですね。

    発売後に試乗に行き、夫が惚れ込んでその場で発注して半年以上待ってその年のクリスマスに納車で、11年以上乗っています。
    いま、195000キロ。

    194300キロの時点で初めてディスプレイに「バッテリ−異常」の表示が出たので、新品のバッテリーとナントカチャージャーをお友達のガレージに発注して交換の手筈を整えています。

    この11年、EGRにススが溜まってノッキングした以外は、ドアミラーもパワーウィンドウもどこもなにひとつも故障せずに、よく走ってくれました。

    どこへ行くにもガソリン代やガソスタ探しやガス欠を心配することなく乗ることができて、思う存分趣味に没頭させてくれた、人生を楽しい方向に変えてくれた大好きなクルマです。あと10万キロ乗りたいな。
    ジャガーに乗る身内に車の運転をかわってもらったところ、
    「高速道路でも、ハンドリング安定しているし、加速も申し分ないし、自分も欲しくなった…!」と感動していました。

    トヨタってすごいな、と思います。

  13. 再利用率がどれくらいなのかはわからなかったけど、やってることがわかって納得

  14. 「3Rを連携させたエコシステム構築」というが、具体的な策が記載されてない。例えばリーフ。通称「カレーのレトルトパック」が複数個、通称「イワシの缶詰」に入っている。「リサイクル」で「イワシの缶詰」を集め、「カレーのレトルトパック」の個体差を測り、性能が出るものを集めて「リビルト」して車両に搭載したり、家の蓄電池などに「リサイクル」。だが、性能の出ない「カレーのレトルトパック」はどうするのか? ここが抜け落ちているのが現状。バッテリー最小構成単位の「カレーのレトルトパック」の「素材レベルの再生」が出来ないと、「内燃機関と比べて環境にやさしくない電気自動車・ハイブリッド自動車」になってしまう。