開幕まであと7日! 東京モーターショー2019の「新しい楽しみかた」とは
2019年10月24日から11月4日まで、東京ビックサイトなどで開催される「第46回東京モーターショー2019」。今回は輸入車ブランドの多くが参加を見送るなどネガティブなニュースもありますが、いままでにない楽しさもあるモーターショーになっているようです。
すでに65年の歴史がある東京モーターショー
待ちに待った「東京モーターショー2019」がいよいよ開幕します。じつは今回のショーは、前回までとは開催スタイルが大きく変わり、いままでにはない「面白さ」が用意されています。
ではどこがどう変わったのか? その前に、東京モーターショーの歩みを簡単に振り返ってみましょう。
いまをさかのぼること65年前の1954年、東京・日比谷公園で開催された「全日本自動車ショウ」が、東京モーターショーの原点です。東京モーターショー公式サイトによると、このショーでは267台が出展されましたが、乗用車はそのうちわずか17台だったとのこと。しかし10日間の会期で54万7000人が来場したそうです。
1959年の第6回には会場を晴海に移し、1964年の第11回にイベント名称を「東京モーターショー」に改称します。
その後、オイルショックにともなう中止、隔年開催への移行や千葉・幕張メッセでの開催、乗用車・商用車分離開催などを経て、2011年の第42回に東京ビッグサイトへ開催地を移します。そして今回、第46回目を迎えることになるのです。
さて、今開催における最大の変化は、会場が大きく広がったことです。
これまで東京モーターショーは、ビッグサイト全展示棟を使っておこなわれていました。しかしビッグサイトに2020年に開催される「東京オリンピック」の国際放送センター、メディアプレスセンターが設営される関係で、利用できるエリアが限られることになりました。
そこで今回は、会場をビッグサイトの「西/南展示棟」と隣接する「TFTビル横駐車場」で構成される「有明エリア」と、仮設の「東京ビッグサイト青海展示棟」およびトヨタの施設「MEGA WEB」で構成される「青海エリア」のふたつに分け、開催することになったのです。
このふたつのエリアは無料シャトルバスで行き来できるほか、エリア同士を結ぶ遊歩道「シンボルプロムナード公園」も「オープンロード」として、会場の一部となります。
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